ジャスティン・ティンバーレイク「僕が無知だった」 ブリトニー・スピアーズとジャネット・ジャクソンに謝罪

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2021年02月14日 11:31  Techinsight Japan

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交際していた頃のジャスティン&ブリトニー(2001年撮影)
このほどジャスティン・ティンバーレイク(40)が声明を発表し、ブリトニー・スピアーズ(39)とジャネット・ジャクソン(54)に対して正式に謝罪した。今月初めに放送したブリトニーのドキュメンタリー番組内で、当時交際相手だったジャスティンの行動が批判を呼び、ファンから謝罪を求める声が殺到していた。ジャネットはスーパーボウルで共演した際のハプニングで、彼女に批判が集中していた。

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発端となったのは、現地時間5日にFXとHuluで放送された米歌手ブリトニー・スピアーズ(39)の新ドキュメンタリー『Framing Britney Spears』だ。1990年代後半にブレイクしたブリトニーは、結婚するまで貞操を守ると話していた。

同番組では当時、ブリトニーの交際相手だったジャスティン・ティンバーレイクが「彼女と性的関係にあった」とラジオ番組で暴露した場面を放送したのである。さらにジャスティンの楽曲『Cry Me a River』のMVではブリトニーに似た女優が出演し、2人が破局した原因が浮気をしたブリトニーにあるようなストーリー展開に仕立てられていたことも伝えた。

放送後、SNS上ではこういったジャスティンの行動がブリトニーにトラウマやストレスを与えたりイメージダウンに繋がったと非難され、「ジャスティンは謝罪すべき」といった声で溢れ返った。

またジャスティンは2004年のスーパーボウルのハーフタイムショーでジャネット・ジャクソンと共演した際、彼女の衣装の一部を掴んで胸を露出させてしまった。この件に関し、批判はジャネットに集中していた。

ジャスティンは現地時間12日、自身のInstagramで「僕の人生の中で、自分の行動が問題を引き起こした時期があったことを深くお詫びする。余計な口出しをしたり、何が正しいかと声をあげなかった」と謝罪し、「僕はあのようなことが起こった時、至らない人間だったと理解している。多くの人達と同じように、女性蔑視や人種差別を容認するシステムの恩恵を受けてきたことも」と説明。過去の恋人ブリトニーと共演者ジャネットに対して謝罪の言葉をこのように述べた。

「ブリトニー・スピアーズとジャネット・ジャクソンには、特に個人的に謝罪したい。彼女達を大切に思い、尊敬しているからだ。僕が悪いのは分かっている。」

「僕は強いて謝罪しなければとも感じた。なぜならこの件の関係者全員が、もっと良い報いを受ける価値があるからだ。それにもっと大切なことがある。このことは僕が誠心誠意を込めて参加し成長したいと思う。なぜならこれは大きな議題であるからだ。」

続いてジャスティンはエンターテインメント業界の裏側について「この業界には汚点がある。白人男性が出世するように築かれ、設計されている。特権的立場にいる人間として、このことは遠慮なく言わなければならない」と明かし、今後の自分自身の在り方についてこう伝えた。

「僕が無知だったため、あのようなことが僕の人生で起こっている間、そのことを全く認知していなかった。だが他人の足を引っ張って利益を得るようなことは、もう二度としたくない。」

「僕はキャリアの中で、こういったこと全てを上手く操作できなかった。この謝罪は最初の一歩で、過去の罪から解放するものではないと分かっている。僕自身が全ての過ちの責任を取ると同時に、人々を向上させ、支持する世界の一部になりたいと思っている。」

そして最後に「僕は、愛する人や愛してきた人の幸福を深く気にかけている。僕はもっと向上することができるし、努力するつもりだ」と締めくくった。


ジャスティンの妻で女優のジェシカ・ビール(38)は、この投稿に「アイラブユー」とのコメントを残している。

画像2、3枚目は『Justin Timberlake 2021年2月12日付Instagram』『Janet Jackson 2020年12月4日付Instagram「#FridayMood」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
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