「マメ クロゴウチ(Mame Kurogouchi)」が、ブランド10周年を記念した展覧会「テン マメ クロゴウチ(10 Mame Kurogouchi)」を長野県立美術館で開催する。会期は6月19日から8月15日まで。同ブランドが美術館で単独の展覧会を行うのは今回が初となる。
テン マメ クロゴウチではブランドの10年間の創作プロセスを紹介。デザイナー黒河内真衣子のダイアリーやインスピレーション源となった写真、テキスト、オリジナルのテキスタイル、コレクションのアーカイヴなどを公開する。展覧会に合わせて作品集の刊行も予定している。
会場となる長野県立美術館(旧信濃美術館)本館は4月10日にリニューアルオープン。新しいスタッフユニフォームは黒河内がデザインを手掛け、自然に囲まれた美術館のロケーションから着想を得たジャケットとドレスを製作した。ドレスにはシャープなアールカッティングを施し、比翼仕立てのダブルブレストを採用したジャケットはセットでの着用を想定してドレスの襟と美しく重なるようにノーカラーに仕上げた。ジャケットの首元を飾るスカーフには、長野県の県花であるリンドウの刺繍をあしらった。
■10 Mame Kurogouchi会期:2021年6月19日(土)〜8月15日(日)会場:長野県立美術館 展示室 3料金:一般 500円、高校生以下無料
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