『ボス恋』中沢のドSっぷりも話題 ラブコメから大河まで、間宮祥太朗の勢いが止まらない!

0

2021年02月23日 07:31  リアルサウンド

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

リアルサウンド

間宮祥太朗『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(c)TBS

 「ドS先輩」の男気溢れる告白シーンには多くの視聴者が心を奪われただろう。『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系、以後『ボス恋』)に出演し、存在感を見せるのは間宮祥太朗だ。『#リモラブ 〜普通の恋は邪道〜』(日本テレビ系、以後『#リモラブ』)の五文字順太郎役に続き『ボス恋』の中沢涼太役と、2クールに渡りヒロインに想いを寄せるもなかなか成就しない、“当て馬”キャラを演じ、その幅広い演技力と多くの人を虜にする切なげな瞳で今話題となっている。


【写真】『#リモラブ』ごもちゃんこと間宮祥太朗


 15歳の時に『スクラップ・ティーチャー〜教師再生』(日本テレビ系)で俳優デビューをした間宮は、当時のことを「そのとき僕は、端っこにいるチョイ役でした」と振り返る(参考:間宮祥太朗と鶴瓶のちょっと恥ずかしい共通点は? 仲良しの人気アイドルN出演交渉も!:チマタの噺|テレ東プラス)。そこからコツコツと堅実にキャリアを積み重ね、8年後には『ニーチェ先生』(読売テレビ・日本テレビ系)で初主演を飾る。さらにNHK連続テレビ小説『半分、青い。』で朝ドラ初出演にしてヒロインの夫役を務め、2020年にはNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で主人公・明智光秀の重臣・明智左馬助を演じるなど、俳優として申し分のないキャリアを手にしてきた。


 間宮の俳優人生で特筆したいのは、大ブレイクのきっかけとなる代表作に関係なく、コンスタントに出演作品を増やし続けていることだろう。映画、ドラマに関わらず出演作では、個性的な役から複雑な役まで難なくモノにしていく。こうした確固たる実力こそが、間宮の強みであり魅力なのだ。特に2020年から2021年にかけては、これまで以上に飛躍の年となったように感じる。


 まず注目すべきは『麒麟がくる』での左馬助役だ。明智光秀(長谷川博己)の重臣となる越前編からは、ほぼ毎話のように登場し、主人公の右腕として光秀を支え続けた。左馬助の兜といえば兎の耳と月が付いていることで有名だが、間宮版左馬助が兎耳の兜姿で登場した際には、その可愛らしさが顔立ちを引き立たせる。


 さらにその勢いに拍車をかけたのが、『麒麟がくる』が新型コロナウイルス感染拡大の影響から放送を2021年の2月まで延長したこと。その間、間宮は『麒麟がくる』に出演しながら、2020年9月に『SUITS/スーツ2』(フジテレビ系)の第12話にゲスト出演。加えて同年10月にスタートした『#リモラブ』ではレギュラー出演を果たし、甘え上手でちょっぴり繊細な五文字を愛嬌たっぷりに演じた。この役では、主人公の美々(波瑠)に片思いする存在であるだけでなく、松下洸平演じる青林との仲良しコンビ「あおちゃんごもちゃん」としてもSNS上を賑わせる。


 さらに間髪入れずに次のクールから『ボス恋』で、今度はヒロインに厳しく接するドS先輩として強いインパクトを放つ。上白石萌音演じる奈未がミスをすると、厳しく注意をしつつも優しくフォローするなど先輩らしい頼もしさを見せた。だが、2月16日に放送された第6話では、ついに奈未に告白する場面も。奈未を悲しませるようなことをする恋人の潤之介(玉森裕太)には面と向かって宣戦布告し、「ドS」の貫禄を見せつける。この男らしい振る舞いが話題を呼び、SNSでは「中沢」「間宮祥太朗」「ボス恋」などの関連ワードがトレンド入りするほどの盛り上がりを見せた。


 このように間宮は2020年から2021年にかけて多数の作品に立て続けに出演し、さらに一つ一つの作品でしっかりと功績を残してきたことが現在の勢いに繋がっている。


 3月には直筆エッセイ&フォトブック『色』(ワニブックス)の発売を控え、さらに7月には自身が出演する映画『東京リベンジャーズ』の公開も控えるなど、今後の活躍も多岐に渡る間宮。堅実に実力をつけ、実績を積み上げてきた彼ならではの表現が、今後も多くの作品で開花していくと思うと期待せずにはいられない。


(Nana Numoto)


    ランキングエンタメ

    前日のランキングへ

    ニュース設定