アウディ、ベストセラーSUVの『Q2』を刷新。新色追加とともに“1st edition”を設定

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2021年02月26日 13:21  AUTOSPORT web

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2017年のデビュー以来4年目の大幅刷新を受けた、アウディのBセグメントコンパクトモデル『Q2』
アウディのSUVラインとなる“Q”モデルのなかで、デビュー以来4年連続で販売台数No.1の実績を誇るBセグメントコンパクトモデル『Q2』が、2017年のデビュー以来4年目の大幅刷新を受けて登場した。新フェイスとブレードのカラーラインアップを一新しつつ、アップルグリーンなど5つのボディカラーを新設定し、5月からの発売が予定されている。

 2月24日付で発表された新型『アウディQ2』は、今回のアップデートでエクステリア面でもブラッシュアップを受け、多角形モチーフがインサートされた8角形シングルフレームの位置が従来よりわずかに下げられ、フロントセクションの幅広さを強調した処理が採用された。

 また、兄妹車『A1』など最新モデルのデザインキューに倣って、ボンネット先端には往年のGr.Bベースモデル『アウディ・スポーツクワトロ』のイメージを受け継ぐ3分割スリットを設け、LEDヘッドライトとともにシャープでスポーティな印象を強めている。

 こうして開口部を拡大したフロントバンパーに加えて、5角形のモチーフを取り入れた力強い造形のリヤバンパー、新デザインのリヤディフューザーなどにより、これまで以上に存在感のあるエクステリアとしている。

 インテリアでは、エアベントやシフトレバーのデザインを変更し、ダイヤモンドペイントフィニッシュ シルバーグレーのデコラティブパネルを装着。またオプションのS lineプラスパッケージを装着すれば、スポーツシートをはじめアルミニウムルックインテリア、マルチカラーアンビエントライティング、ステンレススチールフットペダル、ライトグラフィックのデコラティブパネル等により、さらにスポーティな仕様にも仕上げられる。

■パワートレインを刷新、新開発の1.5L直列4気筒直噴ターボTFSI搭載

 また、メーターパネルには12.3インチ液晶ディスプレイのアウディバーチャルコックピットを採用し、MMIナビゲーションシステムや“Audi connect”、アウディスマートフォンインターフェイス等、利便性の高いインフォテインメントシステムを搭載。

 従来のアダプティブクルーズコントロール、アクティブレーンアシスト、トラフィックジャムアシストを統合したアダプティブクルーズアシスト、サイドアシストや、プレセンスベーシック、ハイビームアシストをセーフティパッケージとして設定するなど、人気オプションをパッケージ化することで、魅力的な価格設定を維持した。

 あわせてパワートレインも刷新され、新開発の1.5リッター直列4気筒直噴ターボのTFSIエンジンを搭載。高圧の直噴システムの採用などにより最高出力150PS、最大トルク250Nmを発生し、高効率な7速Sトロニックトランスミッションとの組み合わせで前輪を駆動する。また、エンジンが低負荷の際には2気筒を休止するシリンダーオンデマンド(cod)の採用により、さらなる低燃費を実現している。

 また、導入記念モデルとして“Q2 35 TFSI S line”をベースとした、限定125台の『Q2 1st edition(Q2ファースト・エディション)』も導入され、ボディカラーはアウディ初となるアップルグリーンメタリック、アローグレーパールエフェクトの2色を用意。

 ともにコントラストペイント、マンハッタングレーのブレードを採用したこの限定モデルは、コンビニエンス&アシスタンスパッケージ、ナビゲーションパッケージ、テクノロジーパッケージ、S lineプラスパッケージ、ブラックスタイリングパッケージのほか、アウディスポーツ19インチアルミホイール、マトリクスLEDヘッドライトダイナミックインジケーター付など豊富な機能を標準装備し、Q2の魅力がさらに高められている。

 カタログモデルは新たなグレード構成を“advanced”と“S line”の2機種とし、価格は394万〜544万円(税込)となっている。
Audiコミュニケーションセンター・フリーダイヤル:0120-598106

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