『その女、ジルバ』第7話で描かれた「ふるさとは自分で選べる」というメッセージ / 新は40才でホステス1本で生きることを決断

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2021年03月02日 20:22  Pouch[ポーチ]

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2021年2月20日に放送された、東海テレビ制作のフジテレビ系ドラマ『その女、ジルバ』第7話。

人生の節目となりうる「大きな決断」をする、新(池脇千鶴さん)の姿が描かれました。

今回のテーマは「ふるさと」。自分にとっての「ふるさと」とはなんなのか、考えさせられる回でもあったんです。

【第7話あらすじ】

大晦日の日にバー「オールドジャック&ローズ」を訪れた、謎のイケメン・白浜(竹財輝之助さん)。

白浜はジルバママにかかわりのある人物と通じており、ジルバに会うために、バーへと足を運んだのでした。

いっぽう、お正月に帰省した新は、両親に「今は倉庫で働いているけど、夜はバーでホステスをしてる。今後はホステス1本で働きたい」と正直に告白。

突然の衝撃告白に家族は動揺し、母は激怒してしまいますが、父は「お前が幸せなら俺は幸せだ、うまくいかなくなったら帰ってこい」と背中を押すのです。

【新がバーの正式メンバーに!】

夜の仕事だけで生きていく。そう決心した新は

「もう40だから自分らしく生きたい、でも、40だからできるんじゃないかなって」

と、くじらママ(草笛光子さん)とマスター(品川徹さん)に告げます。

はじめこそマスターは、「普通の家庭で育ってきた娘がこの世界でやっていけるだろうか」と心配していましたが、最終的にはママと共に快くOK!

女は強い、そして化ける」という言葉と共に、正式メンバーとして迎え入れてくれたのです。

【「ふるさと=自分の居場所」でもあるんだよね…】

「ふるさと」がテーマだった第7話。

ブラジルと日本の狭間に立たされて「どこにもふるさとがない」と話す白浜と、ふるさとを愛しつつも「自分の居場所ではない」と確信する新の姿が描かれました。

ふるさとに帰った新は、改めて、自分の居場所はバー「オールドジャック&ローズ」なのだと感じます。

そこでは自分らしくいられて、イキイキ生きられる。おまけに「おかえり」と迎えてくれる、マスターやお姉さま方がいる……。

そうやって得た自分の居場所もまた、「ふるさと」と呼べる場所

「ふるさと」は、自分で見つけられるし選べるのだと、気づかせてくれる回でした。

【次回は「スミレ回」のようです!】

こうして大きな決断を下した新。

未来は明るい……と言いたいところですが、「社宅を出たあとどうするか」など、解決しなければならない問題が出てくるようなんです。

また次回第8話では、恋が成就したのスミレ(江口のりこさん)に危機が訪れるみたい。

いろいろな問題が起きたとしても、新とスミレには、絶対に幸せになってほしい……!

参照元:東海テレビ、Instargram @dodra_tokaitv、Twitter @tokaitv_dodra
執筆:田端あんじ (c)Pouch

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