過去の恋愛をいじられたテイラー・スウィフト(画像は『Taylor Swift 2021年1月8日付Instagram「the evermore deluxe album with 2 bonus tracks “right where you left me” and “it’s time to go” is now available!」』のスクリーンショット) 歌姫テイラー・スウィフトが、あるNetflixのドラマで自身の過去の恋愛をいじるセリフに対して批判の声を上げた。テイラーはそのドラマとNetflixに対し、皮肉たっぷりのツイートを投稿したことで注目を集めている。
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テイラー・スウィフト(31)は歌唱力だけではなく、高身長で抜群のスタイルから世界中で人気を集めている歌姫だ。彼女はデビューしてから今までに数々のヒット曲を生み出しており、その多くが自身の実体験の恋愛を歌った作品である。
2017年からテイラーは俳優ジョー・アルウィン(30)と交際しており、今は落ち着いているがこれまではあまり交際が長く続くことはなかった。過去には「ジョナス・ブラザーズ」のジョー・ジョナス、「ワン・ダイレクション」のハリー・スタイルズ、DJのカルヴィン・ハリス、俳優のトム・ヒドルストンなど数々の有名人と浮名を流してきた。
そんなテイラーが3月1日、Netflixオリジナルシリーズ『ジニー&ジョージア』で自身の過去の恋愛をいじるジョークが使用されたことに対し、自身のTwitterで怒りの声を上げた。
『ジニー&ジョージア』は新天地で生活を始めた母と娘の絆や、友情、恋愛などを描いたヒューマンドラマで、シーズン1が先月からNetflixで配信されている。アメリカでは公開前から注目を集めていた作品で、日本でも視聴可能だ。
シーズン1の最終エピソードで、娘のジニーが彼氏と別れ、それに気づいた母のジョージアに放ったジニーの一言が問題になったのだ。
「何を気にしてるの? あなたはテイラー・スウィフトよりも彼氏がコロコロ変わるじゃない。」
このセリフに対し、テイラーと彼女のファンがSNSでNetflixや『ジニー&ジョージア』の脚本家などを批判した。特にNetflixではテイラーのドキュメンタリー『ミス・アメリカーナ』が2020年に配信開始されており、作品の中でテイラーは性差別についても語っていた。
そんなかつて一緒に働いた仲間のNetflixが、このようなジョークの使用を認めたことが残念だとしてテイラーはこうツイートしている。
「どうも、ジニー&ジョージア。2010年が『その退屈で性差別的なジョークを返してくれ』って言ってるわよ。こういうくだらないのを面白いってレッテル貼って一生懸命働いてる女性を見下すのはやめない? そしてネットフリックスさん、ミス・アメリカーナの後にこれは良くないわよ。素敵な女性史月間を!」
テイラーはアメリカやイギリスなどで3月が「女性史月間」とされていることにちなんで、3月になるのを待ってこの投稿をしたと見られている。またテイラーだけでなく、彼女のファン達も怒りをあらわにした。
「前にテイラーが言ってたわ。“エド・シーランやブルーノ・マーズも過去や今の恋人だったり恋愛について歌ってるのに、彼らは何も言われない”って」
「テイラーを利用して視聴回数を増やそうとしてるのよ、ひどい!」
「Netflixももっと作品の中でどんな言葉が使用されてるのか注意するべき」
Twitterでは先週末、「RESPECT TAYLOR SWIFT(テイラー・スウィフトをリスペクトしろ)」がトレンド入りするなど、世間の注目を集めている。
画像は『Taylor Swift 2021年1月8日付Instagram「the evermore deluxe album with 2 bonus tracks “right where you left me” and “it’s time to go” is now available!」』『Joe Alwyn 2019年5月25日付Instagram』『Taylor Swift 2021年3月1日付Twitter「Hey Ginny & Georgia, 2010 called and it wants its lazy, deeply sexist joke back.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Tina)