竹中直人、25年前の“初”秀吉役の思い出「所作とかすべてとっぱらって」

0

2021年03月05日 06:00  ORICON NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

写真『桶狭間〜織田信長 覇王の誕生〜』場面カット(C)フジテレビ
『桶狭間〜織田信長 覇王の誕生〜』場面カット(C)フジテレビ
 フジテレビ系で、十三代目市川團十郎白猿襲名披露特別企画『桶狭間〜織田信長 覇王の誕生〜』を26日に放送(後9:00)。今川義元の大軍を数的に遥かに劣る織田軍が打ち破り、日本史上最大の逆転劇と謳(うた)われ、織田信長を一躍戦国時代の主役に押し上げた伝説の一戦、“桶狭間の戦い”を題材とした本格歴史エンターテインメントで、市川海老蔵が織田信長を演じるが、信長と斎藤道三の間を取り持つ、今作品のキーパーソンのひとりである、堀田道空を竹中直人が演じる。

【場面カット】広瀬すず演じる正妻の濃姫が“信長”海老蔵に膝枕

 竹中は、今回の出演について「僕は、撮影現場は音楽でいう“セッション”のようなものだと思っています。台本はある意味、譜面。声をかけていただいて、現場に行くとそこに共演の方やスタッフがいる。その空気を感じながら、自分がどの音でゆくのか・・・。いつもそんな感じなので、役のことを考えて行くことがないのです。今回も現場を自分がどう感じられるのか、それだけでした」とコメント。

 そのほか、海老蔵演じる信長、歴史上の人物を演じることへの思いなどを明かした。

――海老蔵さんが演じる信長について。
海老蔵さんとは、一度、映画『一命』(2011年)でご一緒させていただいています。今回は、もうそのまま“信長”でしたね。海老蔵さんならではの信長になっている…って感じました。

――歴史上の人物を演じることについて
現代人であろうが、歴史上の人物であろうが、そこで生きている人間っていうことですから、特に意識はしていません。撮影のその瞬間、瞬間をとらえるのが監督の仕事だと思うし、その監督を感じて演じるのが役者の仕事だと思っています。戦国時代の人だからとか、考えたことはないですね。1996年に、大河ドラマで初めて『秀吉』を演じた時も“とにかく、でたらめにしましょう”っていうことがプロデューサーとの約束だったんです。所作とかそんなものはすべてとっぱらってって。

――そのインパクトが強くて後に何度か“秀吉”のオファーが…。
ふと考えると三池監督の映画『「熊本物語』(2002年)や、大河ドラマ『軍師官兵衛』(2014年)、昨年はゲームソフトでも秀吉のキャラクターになって。ずいぶん秀吉役はやっていますね。でも戦国の武将は他にも何人かやっているんですよ。信長も実は2回やっていますからね。加藤清正や石田三成もやりました。でも(歴史上の人物だからといって)特に意識はしていないですね。いつも、現場の雰囲気や空気を感じるだけです。

――中尾明慶が演じる木下藤吉郎(秀吉)について
中尾君とは『軍師官兵衛』の時もご一緒でしたし、昔からよく知っていて。今回久しぶりに会うので、とても楽しみにしていました。“久しぶり! 秀吉なんだ!”ってね(笑)。共演のシーン、とてもうれしかったです。

――見どころについて
なんと言っても、“海老蔵さんの信長”だと思います。海老蔵さんの信長、僕自身も楽しみです。広瀬(すず)さんとは2019年に、野田秀樹さんの舞台『Q:A Night At The Kabuki』でご一緒でしたが、とてもパワーのある女優さんだなと思いました。今回は共演シーンがなくて残念です。初時代劇だとは知らなかったので、広瀬さんの“濃姫”も楽しみですね。

■あらすじ
1560年、清洲城。27歳の織田信長(市川海老蔵)が「敦盛」を舞っている。同じ時、今川軍の先鋒・松平元康(後の徳川家康)は織田軍の砦(とりで)の前で、その采配を振るう時を待っていた。駿河の総大将・今川義元(三上博史)が織田家の領地・尾張を我が物にするべく、二万五千の大軍をもって進攻してきたのだ。前夜、今川軍に対し籠城策を訴える家老衆をあしらった信長は、翌早朝にたった五人の小姓を従えて清洲城から姿を消した。恐れをなして逃げたのだという生母・土田御前(黒木瞳)に対して、濃姫(広瀬すず)は決して逃げたりはしないと言い切り信長の身を案じる。信長は木下藤吉郎(中尾明慶)など、信用できる者たちを動かし今川軍の情報を集め、義元が大高城に向かうのではなく、織田信長軍と戦う構えで桶狭間にいることを突き止めた。やがて、織田軍本陣に家老衆が軍勢とともに到着したが、その数は二千ほどで、今川軍との差は圧倒的だった。二万五千VS二千。果たして信長はどんな戦略でこの大軍に立ち向かうのか…。奇跡の戦いが今始まろうとしていた。
    ニュース設定