バルサ新会長、就任決定前からアラバの代理人と接触? コウチーニョ放出で資金捻出か
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2021年03月08日 20:16 サッカーキング
バルセロナの新会長に就任したジョアン・ラポルタ氏は、バイエルンに所属するオーストリア代表DFダヴィド・アラバの獲得を試みているようだ。8日、スペイン紙『アス』が報じた。
ラポルタ氏は7日に行われたバルセロナの会長選挙で過半数となる30184票を獲得。2003年から2010年にかけてもバルセロナの会長を務めていた同氏は、昨年10月に退任したジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長の後任として、42代目の会長に就任することが決定した。
そんなラポルタ氏は、会長就任が決まる前から、今夏の移籍市場に向けての動きを見せていたようだ。『アス』紙によると、同氏は先週、バルセロナ市内でアラバの代理人に接触。代理人に対して、自身が会長に就任することを約束し、「バルセロナからのオファーを待つように」と伝えたという。
ただ、今季限りでのバイエルン退団を表明しているアラバの獲得は、バルセロナにとって難しいミッションになりそうだ。同選手の獲得にはレアル・マドリードやマンチェスター・C、パリ・サンジェルマンなども関心を示しており、ラポルタ氏も厳しい獲得競争になることを認識しているとのこと。
バルセロナは現在、来シーズンの新戦力の確保に向けたクラブの重要な目標の一つとして、高額のサラリーを受け取るブラジル代表MFコウチーニョの放出を検討している模様。また、ラポルタ氏はアラバに対して「バルセロナで楽しむことができるライフスタイル」や「今後の健全なスポーツプロジェクト」を提供することで、同選手を魅了したいと考えているようだ。
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