神戸が劇的勝利! 一時2点差追い付かれるも…郷家友太の決勝弾でFC東京下す

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2021年03月10日 20:03  サッカーキング

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FC東京とヴィッセル神戸が対戦した [写真]=J. LEAGUE
明治安田生命J1リーグ第3節が10日に行われ、FC東京とヴィッセル神戸が対戦した。

 試合は開始早々の5分に動く。神戸は縦に早い中央突破で相手のゴール前に迫り、抜け出した古橋亨梧が右足でフィニッシュ。これは飛び出した相手GK波多野豪に阻まれたが、相手DFがクリアに失敗すると、こぼれ球を回収した井上潮音の落としをドウグラスが押し込んだ。

 序盤に先行を許す展開となったFC東京は16分、カウンターから相手のゴールを脅かす。レアンドロのスルーパスに抜け出したアダイウトンは、ペナルティエリアまで運んでシュートを放ったが、相手GK前川黛也にセーブされる。さらにFC東京は31分、森重真人の浮き球スルーパスに抜け出した田川亨介がフィニッシュに持ち込んだが、これは相手GK前川の正面。その直後には高い位置でボールを奪ってショートカウンターを仕掛けると、アダイウトンが右足でゴール右隅を狙ったが、枠を捉えることはできなかった。

 1点のビハインドで折り返したFC東京は64分、スローインの流れから右サイドの中村帆高がクロスを送ると、アダイウトンが頭で合わせたが、シュートは相手DFに当たって枠を逸れた。すると、その直後の65分に神戸が追加点を獲得する。味方とのパス交換で左サイドを切り裂いた酒井高徳がクロスを送ると、中央の郷家友太はシュートに持ち込めなかったが、こぼれ球に反応したドウグラスが押し込んだ。

 2点を追う展開となったFC東京は、74分に1点を返す。アダイウトンが前方のスペースにスルーパスを通すと、反応したディエゴ・オリヴェイラは冷静に相手GKをかわし、角度のないところから左足で流し込んだ。すると77分にFC東京が試合を振り出しに戻す。ジョアン・オマリのロングフィードに抜け出したアダイウトンのシュートは相手GKに阻まれたが、こぼれ球を永井謙佑が押し込んだ。

 しかし85分、神戸が勝ち越しに成功する。ペナルティエリアの外から郷家が放ったミドルシュートは相手DFにも当たって左のポストに弾かれるが、こぼれ球に郷家が自ら反応し、無人のゴールに押し込んだ。

 試合はこのまま終了し、神戸が2連勝、FC東京が今季初黒星となった。次節、FC東京は14日にアウェイで大分トリニータと、神戸は13日にホームで名古屋グランパスと対戦する。

【スコア】
FC東京 2−3 ヴィッセル神戸

【得点者】
0−1 5分 ドウグラス(神戸)
0−2 65分 ドウグラス(神戸)
1−2 74分 ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京)
2−2 77分 永井謙佑(FC東京)
2−3 85分 郷家友太(神戸)

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