リーガ・エスパニョーラ第26節が行われ、首位アトレティコ・マドリードがアスレティック・ビルバオと対戦した。
前節のマドリード・ダービーを1−1のドローで終えたアトレティコ。この日はアンヘル・コレアに代わって前線にジョアン・フェリックスが入った。
先制したのはアスレティック・ビルバオ。21分、スルーパスを引き出して裏へ抜けたイニャキ・ウィリアムズが中央へ折り返すと、イケル・ムニアインが合わせる。シュートはジャストミートしなかったものの、ヤン・オブラクの意表を突く軌道を描いてネットを揺らした。
先制を許したアトレティコは、ヤニック・フェレイラ・カラスコがカットインからミドルシュートを立て続けに狙うもともに相手GKにキャッチされる。
それでも前半終了間際、左のハーフスペースでフリーとなったトマ・レマルがエリア内深くへ侵入し、中央へクロス。走り込んできたマルコス・ジョレンテが頭で合わせると相手DFに当たってネットを揺らした。
勢いに乗るアトレティコは後半に入り50分、右サイドから持ち込んだルイス・スアレスがエリア内で倒されてPKを獲得。スアレスが自ら沈めて逆転に成功した。
その後カラスコがゴールに迫るシーンもあったが、両チームともに得点を奪えずにタイムアップ。アトレティコが2−1の勝利を収めた。
【スコア】
アトレティコ・マドリード 2−1 アスレティック・ビルバオ
【得点者】
21分 0−1 イケル・ムニアイン(アスレティック・ビルバオ)
45+2分 1−1 マルコス・ジョレンテ(アトレティコ・マドリード)
51分 2−1 ルイス・スアレス(アトレティコ・マドリード)