ブライトンに所属するU−21イングランド代表DFタリック・ランプティは、ハムストリングの負傷により手術を実施するため、今季残りの試合を欠場するようだ。12日、ブライトンのクラブ公式サイトが伝えている。
チェルシーの下部組織で育ったランプティは2020年1月に完全移籍でブライトンに加入。右サイドを主戦場とし、ディフェンダーもミッドフィールダーもこなすことができる同選手は、アーセナルやバイエルン、アトレティコ・マドリードからの関心が寄せられたなか、今年1月に2025年6月30日末までの契約延長にサインした。
プライトンに加入以来、公式戦19試合に出場して1ゴール4アシストを記録しているランプティだが、昨年12月16日のフルアム戦で負傷交代して以来、戦列を離れている。ハムストリングの負傷により、手術を実施することとなったようだ。
ブライトンを率いるグラハム・ポッター監督は12日、14日に行われるプレミアリーグ第28節のサウサンプトン戦に向けた記者会見でランプティについて言及。イギリスメディア『スカイスポーツ』が同日付けでコメントを伝えている。
「タリックのハムストリングは状態が良くなく、手術が必要となった。そのため残りのシーズンを欠場することになる。彼にとっては非常に残念なことだよ。いろいろと試してみたが、今は手術が最善の選択であり、彼を強くして来シーズンの開幕に間に合わせることに集中しなければならない」
「彼にとっては大きな痛手だ。彼はしばらく休んでいたので、起用できないことには慣れてしまった。しかし、我々にとっても残念なことだ。もちろん試練だが、タリック・ランプティをもう一人のタリック・ランプティと置き替えることはできない。彼は一人しかいない。だから、チームやアイデアを調整しなければならない」