明治安田生命J1リーグ第4節が13日に行われ、川崎フロンターレと柏レイソルが対戦した。なお、試合は荒天の影響で30分遅れで行われた。
レアンドロ・ダミアンや三笘薫をベンチに置いた川崎Fは、前半に何度かチャンスを迎えたが、決め切ることはできない。対する柏も決定機を作ることはできず、試合はスコアレスで折り返した。今季初めて前半を無得点で終えた川崎Fは、後半開始から三笘らを投入する3枚替えを敢行して攻勢を強める。
川崎Fは50分、三笘が体幹の強さを生かした豪快なドリブル突破で左サイドを切り裂き、折り返しに飛び込んだ旗手怜央が合わせたが、これは相手GKキム・スンギュの正面。59分には中央に切り込んだ三笘のパスを小林悠が左に流し、旗手が右足が流し込もうとしたが、これも相手GKに正面で防がれる。
試合の均衡が破れたのは80分、川崎Fが待望の先制点を獲得する。左サイドからドリブルを仕掛けてペナルティエリアの“ポケット”に侵入した三笘がグラウンダーで折り返すと、中央の家長昭博がダイレクトで押し込んだ。
川崎Fは家長の開幕節以来となる今季3点目を守り切り、1−0で辛勝。開幕5連勝で首位をキープした。敗れた柏は2連敗で今季3敗目となった。次節、川崎Fは17日にアウェイでヴィッセル神戸と、柏は同日にアウェイでサガン鳥栖と対戦する。
【スコア】
川崎フロンターレ 1−0 柏レイソル
【得点者】
1−0 80分 家長昭博(川崎F)