リーガ・エスパニョーラ第27節が13日に行われ、MF久保建英が所属するヘタフェとアトレティコ・マドリードが対戦した。久保はベンチ入りを果たしたが試合には出場しなかった。
ホームのヘタフェはここまで7勝6分13敗で勝ち点「27」を獲得して15位に位置。前節はバジャドリードに敗北している。一方アウェイのアトレティコ・マドリードは、19勝5分2敗の勝ち点「62」で首位をキープ。2位バルセロナとの勝ち点差は「6」となっている。
アトレティコ・マドリードは7分、ヤニック・カラスコがヘタフェDFの裏に抜けてボックス右に入ると、その動きに合わせてアンヘル・コレアはスルーパスを出す。カラスコはボックス右からワンタッチで右足を振り抜くが、GKは正面で弾き出し、得点とはならない。
ヘタフェは前半終了間際の45分、クチョ・エルナンデスが右サイドのカルロス・アレニャに展開すると、アレニャはミドルシュートを放つ。このシュートをGKが止めると、こぼれ球をネマンヤ・マクシモビッチが拾い、そのまま右クロス。クチョ・エルナンデスがこのクロスに対してバイシクルで狙うが、ボールは枠の外に飛んだ。前半は両チームスコアレスで終えた。
55分、アトレティコ・マドリードはコーナーキックの流れから、左サイドのマリオ・エルモソがカラスコにスルーパスを出すと、カラスコはボックス左に入る。カラスコはゴール前にクロスを供給すると、マルコス・ジョレンテが左足で合わせてシュート。ゴール左を狙ったシュートはGKがセーブする。
62分、コケからマルコス・ジョレンテに浮き球のスルーパスが渡ると、マルコス・ジョレンテは右サイドからクロスを供給。このクロスをジョアン・フェリックスがヘディングで合わせてゴールネットを揺らす。先制点かと思われたが、マルコス・ジョレンテがラインを割っていたため、得点は認められない。
ヘタフェは70分、アラン・ニョムがレッドカードでレッドカードを受けて一発退場となり、10人での試合を強いられる形となった。
75分、マルコス・ジョレンテが右サイドから中央に切り込みミドルシュートを放つと、ヘタフェDFにボールが当たり軌道が変わる。これに反応したムサ・デンベレがボレーシュートを放つが、GKが弾き、得点とはならない。90分にもムサ・デンベレがヘディングでシュートを放つが、わずかに枠の右に飛んだ。
その後もスコアは動かず、ヘタフェとアトレティコ・マドリードの一戦はスコアレスドローとなった。この結果、ヘタフェは勝ち点「28」、アトレティコ・マドリードは勝ち点「63」となった。
【スコア】
ヘタフェ 0−0 アトレティコ・マドリード