バルセロナを率いるロナルド・クーマン監督がリーガ・エスパニョーラ優勝争いについて言及している。14日、スペイン紙『マルカ』が伝えた。
バルセロナは現在、勝ち点56ポイントで暫定3位に位置。首位アトレティコ・マドリードは13日の第27節ヘタフェ戦をドローで終えたため、バルセロナが14日に行われる同節ウエスカ戦に勝利すれば首位との勝ち点差を4ポイントに縮めることができる。
クーマン監督はウエスカ戦に向けた記者会見でタイトルレースに言及。首位との勝ち点差を縮められるチャンスを前に、以下のようにコメントした。
「私はいつも、シーズンはとても長いと言っている。アトレティコ・マドリードがシーズン前半戦に獲得したポイントは尋常ではなく、彼らは強力で非常に効果的だった。だが、タイトル争いは最終節までもつれ込むだろうし、我々、アトレティコ・マドリード、レアル・マドリードにとっても難しいことだろう。少しずつでも前進していかなければならないし、それを見守っていきたい」
また、バルセロナはチャンピオンズリーグ(CL)ではパリ・サンジェルマン(PSG)に敗れて16強で大会敗退とはなったものの、リーグ戦では昨年12月5日に行われた第12節のカディス戦でアウェイで敗れて以来、13勝3分けで無敗を維持している。クーマン監督はリーグ戦で好調のチームについて以下のように言及した。
「アウェイのカディス戦で負けた後、我々は多くのことを得て、改善してきた。最も調子の良いチームに見えるかもしれないが、そんなにうまくはいかないことは我々の経験から知っている。このような試合のリズム、クオリティーを維持するのは簡単ではない。我々はエネルギーを維持し、謙虚になって進んでいかなければならない」