2021年鈴鹿8耐の延期を鈴鹿サーキットが発表。11月7日にEWC最終戦として開催

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2021年03月17日 17:11  AUTOSPORT web

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2019年鈴鹿8耐 トップ争いをするヨシムラ、ヤマハ、カワサキ、TSRホンダ、ホンダ
3月17日、株式会社モビリティランドは7月15〜18日に三重県・鈴鹿サーキットで行われる予定だった『2021 FIM世界耐久選手権(EWC) 第3戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会』の開催を延期して11月5〜7日にEWC最終戦として開催することを発表した。また、11月6〜7日に開催予定だった『2021 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 最終戦 第53回 MFJグランプリ スーパーバイクレース in 鈴鹿』が7月17〜18日に移動する。

 鈴鹿8耐は、1978年に初開催されてから例年7月に“真夏の祭典”として多くのファンに親しまれている二輪レースだ。前回の2019年大会は4日間合計でMotoGP日本GPより多い10万9000人を動員しており絶大な人気を誇っている。

 これまで、台風の影響を受けレース時間が短縮されたこともあるが、延期や中止になった例は2020年が初めてとなり、第42回大会で連続開催が途絶えることになった。

 そして2021年はEWCの第3戦として7月15日〜18日にスケジューリングされており、併催に鈴鹿4時間耐久ロードレースも行われる予定だった。

 しかし、「国内外における新型コロナウイルスの感染拡大状況や、出入国規制をはじめとする各地域での防止対策を踏まえ」、鈴鹿8耐の開催延期の判断が今回下された。また、併催の鈴鹿4耐も中止となる。

 そのため、2021年の鈴鹿8耐は全日本ロード最終戦鈴鹿と日程が入れ替わり、EWC最終戦として11月7日に決勝レースが行われることになる。2021年シーズンのEWCとしてはエストリル12時間の日程も変わり、4月17〜18日に第1戦ル・マン24時間で開幕を迎える。そして5月23日に第2戦オッシャースレーベン8時間、7月17日に第3戦エストリル12時間、9月18〜19日に第4戦ボルドール24時間が開催され、11月7日に鈴鹿8耐で幕を閉じる日程となる。

 株式会社モビリティランド代表取締役社長田中薫氏は「“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレースについて、7月の開催を予定しておりましたが、国内外の感染状況や渡航規制の見通しなどを受け、11月に延期することを判断いたしました。この日程変更に際し、ご理解をいただきましたFIM、ユーロスポーツイベンツ、MFJ、国内各サーキットをはじめとする関係者の皆様に厚く御礼を申し上げます。11月の開催に向けて、全社一丸となって準備に取り組んでまいります」とコメントを発表している。

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  • とりあえずスタートはしてゴールだけ延期したりしてw過酷すぎるかw
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