『俺の家の話』第8話で舞が語る能楽一家に生まれた女の苦悩…父のことは「許してない、諦めただけ」

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2021年03月19日 22:11  Pouch[ポーチ]

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2021年3月12日にTBS系で放送された『俺の家の話』第8話。

家族旅行で絆が深まった観山家でしたが、今回第8話では、なんやかんやで兄弟が「空中分解」!

長女・舞(江口のりこさん)が語った「能楽の家に女として生まれた苦悩」と、長男・寿一(長瀬智也さん)が直面した「在宅介護の限界」が描かれ、いろいろ考えさせられる回となりました。

【第8話あらすじ】

うっかり怪我をしたことで、車いす生活を余儀なくされた寿一。

そんな中、次男・踊介(永山絢斗さん)はさくら(戸田恵梨香さん)に失恋、義兄弟・寿限無(桐谷健太さん)はじゅじゅ(西田敏行さん)と険悪になり、家に寄り付かなくなってしまいます。

そのうえ、舞の夫・O.S.D(ロバート秋山竜次さん)の浮気が発覚! 家族会議が修羅場と化すのです。

【舞の境遇と苦悩】

ネットで話題だったのは、家族会議中に舞がブチ切れたシーン

「夫のこと、もう許してあげれば」となだめるじゅじゅに対し、

「あんた(じゅじゅ)のことも許してない。諦めただけ。たぶん一生許さない」

とぴしゃり。

舞は家族内で唯一の女性であり、浮気する父に悩まされる母を見てきたからこそ、許すことはできないのでしょう。そして舞もまた、母と同じ道を辿っているという皮肉がなんとも……!

またこのシーンでは、義兄弟である寿限無が舞の初恋相手だったことも明らかになりました。

「この家で女に生まれて女でいることが、どんだけしんどいかわかる? 生まれたときから数に入ってない。だから息子に期待するしかない」

と、能楽の家に女として生まれた苦悩を語る姿も印象深く、ツイッターには舞の苦しみに寄り添う声が溢れました。

【「在宅介護の限界」を真っ向から描く】

今回は「在宅介護の限界」も描かれた回。

怪我のせいで、介護どころか家事もできていない寿一を見たケアマネージャー・末広(荒川良々さん)が、「できてないじゃん」と一蹴。

罪悪感を持たなくていいんです。まず、介護する観山さん自身の日常を立て直すためにも、難しく考えず、1度預けてみませんか?」

とグループホームへの入所を勧めるシーンでは「ひとりで抱え込まずに気軽に頼っていい」というメッセージがダイレクトに伝わってきて、救われるような気持ちになりました。

【じゅじゅ&寿一の「別れ」にも泣かされた…】

寿一はそもそも「人に頼るのが下手」。

そんな寿一が、父の「行くよ」という言葉に背中を押されてグループホームへ出向き、そのまま別れるシーンは圧巻でした。

息子に心配かけないよう気丈にふるまう父と、罪悪感から涙が止まらない息子……。

2人の姿は、今回ドラマに出てきた能の演目『隅田川』とも重なります。

『隅田川』は、人買いにさらわれた息子を探す母親の話。再会を果たすものの、子はすでに死に、幽霊となって消えてしまうんです。

プロレスという道を見つけて、じゅじゅの前から去った寿一。ようやく戻ってきたと思ったら、もうお別れだなんて、悲しくやるせないです。

1番離れたくなかったのは、ほかならぬ「寿一」であるということも、胸に刺さります。

クスッと笑わせつつも、介護の実態をまっすぐとリアルに描く宮藤官九郎さん。ドラマを観れば観るほど、これは「私の家の話」でもあるのだと痛感させられます……!

参照元:TBSテレビ、Twitter @oreie2021、Twitter検索 #俺の家の話 舞
執筆:田端あんじ (c)Pouch

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