“ガンプラおじさん”が「モルカー」づくりに挑戦してみたら…癒やしと新たな“ガンダムモルカー”が爆誕した

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2021年03月21日 10:52  アニメ!アニメ!

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アニメ!アニメ!

「ポテト」「アムロ(ガンダムモルカー) 」 撮影:小原聡太
現在放送中のパペットアニメ『PUI PUI モルカー』。モルモットが車になった世界を舞台に描かれる癒しあり、友情あり、冒険ありなストーリーにメロメロな方も多いのでは。SNS上では、実際に羊毛フェルトを使用して作っている方も見かけます。



時はさかのぼり、とある日の企画会議前…。編集部の中の人は考えました。「器用で、スタイリッシュなイメージのガンダムとガンプラを愛す、ガンプラおじさんがモルカーをつくったらギャップで新たな何かが生まれるのでは?」と。

今回、とあるガンプラおじさんに協力を依頼。モルカーづくりに挑戦してもらいました。

今回、挑戦したガンプラおじさん
アニメ!アニメ!でも数多くの撮影を行うフォトグラファーの小原聡太さん。



プライベートでは、大のガンダム好き。好きなガンダム作品を聞かれると何分か悩んでしまい「全部!!」と答えたくなるとのことですが、特に好きなのは『機動戦士ガンダムUC』、『機動新世紀ガンダムX』、『新機動戦記ガンダムW』の3作。(アニメ!アニメ!のはじめての取材がバナージ役の内山昂輝さん(デビルマンの取材)、『ガンダムX』の取材でガロード・ラン役の高木渉さんを撮影したこともあり特別な作品なんだそうです)



また、好きなガンプラは、「ガンダムアストレイ レッドフレーム」「ガンダムF91」「ガンダムW アーリータイプ (EWバージョン W)」。好きなガンダム作品であげたガンプラも作成予定とのことですが、本人曰く愛が深いがゆえに作成に踏み切れないそう。「ユニコーンガンダム」にいたっては多少グレードや名称が違えど4体も積んであるそうです。

実際にモルカーつくってみた
以下は、今回挑戦していただいた「ガンプラおじさん」こと小原さんのコメントと共にご紹介します。

材料調達
材料は100円ショップのDAISOでも手に入るという噂を聞いたが、あまり時間がないので今回はユザワヤで調達。材料に関しては店員の方に相談して購入した。フェルトパンチャーは3本針や5本針を使うと速くできるとのことだったがガンダム好きとしては3本針一択だった。「3本針、三倍速い?シャアザク!? シャア専用フェルトパンチャーと名付けよう!!」完全に頭がガンダム脳に。今回は、作中に登場するポテトをつくる。



購入したものは、
・Hamanaka ニードルわたわた (ベース)
・Hamanaka Aclaine H440-001-120 (耳用 口用 茶色)
・Hamanaka Aclaine H440-001-101 (ボディ用 白 今回は未使用)
・Hamanaka Aclaine H440-001-102 (窓ガラス用 薄いピンク)
・Hamanaka Aclaine H440-001-103 (タイヤ用 口の中用 ピンク)
・Hamanaka WOOL CANDY Sucre H441-126 35 (タイヤホイール用 黄色)
・Hamanaka WOOL CANDY Sucre H441-126 5 (ボディーツートン用 キャラメル色)
・C目ボタン 黒 10mm
・ベア目黒ボタン 10.5mm
・山高ボタン 11.5 mm

材料費はユザワヤで購入したこともあってか約6,000円。




作り方

1.ベースを作る
ベース用でモルカーのベースの形を作成する。



モルカーは意外と奥行きがなく高さがあるのでバランスをみて作成した方がよい(私はスタイリッシュになってしまった気がする)。ベースを作る際に色々な所に溝などが発生して綺麗に見えない事が。その際は新しいベースフェルトを細かく割いて用意して、溝を埋めるようにフェルトパンチャーで刺していくと溝が埋まる。フェルトパンチャーはしっかり奥まで深く刺さず、浅めに刺すと綺麗に形作れる気がした。

2.口を作る
モルカーの口を作るため真ん中に溝をつくってあげる。この時針はゆっくりと奥までさしてあげると溝ができおしりのような形になっていく。

3.色をつける
ポテトの場合色が変わった部分ベースにのせていく。この時は目立ちにくい後ろからやるべきだったと後悔。マスキングテープを使って高さの指標にしたり直線を出すのに使用する便利(マスキングを剥がした際に多少ケバだつデメリットはある)。

4.パーツを作成。



タイヤ、耳、口といったパーツを作成する。同じパーツを複数作る場合、同量フェルトを先に出し、タイヤなら一気にベースのタイヤを作るなどした方が同じ形を作りやすい。

耳は大きく作りすぎてしまったため楕円形の物を半分に切るという判断したが、逆に功を奏した気がする。タイヤのホイールカバー部分となる黄色のフェルトをのせる際、丸のガイドを使ってみたが同じ丸を作りやすいので便利だった気がする。お好みでお試しあれ。

5.目つける。
目の付け方は色々あるらしいが、裁縫が苦手な私は接着剤でつける選択を。



目は10mmのボタンを選択。目の後ろ部分に出っ張りがあるので、その出っ張りが埋まるようにモルカーのベースに溝を作る。けがき針で挑戦しようと思ったが中々溝というか穴ができず、変に力が加わり形が崩れそうだったのでフェルトパンチャーを使用。口を作るのと同じような感じでゆっくりさしてあげると溝が。また、推奨されていないとは思うが溝を広げたい方向にほんのりと力を入れながら抜き差しするとノコギリのような効果がでるのか、より溝が作りやすかった(針が折れる可能性があるので自己責任で)。
できた溝に2〜3滴アロンアルファを流し込んで素早く目をつけると一気に愛らしさがアップ。

6.口に色をつける
糸の形状を保ちやすいフェルトを使うのがいいかも。
私は膨らみやすいフェルトを使ってしまったからから線が太くなってしまい、ベースフェルトをサイドエッジに乗せて線を細くなるよう調整した。

7.パーツをつける
タイヤ、耳、口をベースにとりつける。
各パーツをベースにつけて、各パーツの際をベースに向かってフェルトパンチャーで刺す。色んな角度から刺すとしっかりとくっつく。



モルカー ポテトの完成!

率直な感想は、めっちゃくちゃ可愛くて癒されるなぁ。ガンプラはプラスチックなので冷たいイメージや硬いイメージが先行してしまいがちだが、PUIPUIモルカーはフェルトなので暖かさや柔らかさを感じほっこりとした気持ちに。できたときの感動、たまらない。



ちなみに…ポテトのほかに、「ガンプラおじさん」らしく「アムロ(ガンダムモルカー) 」も制作してくださいました。所要時間は、ポテトが約9時間、アムロ(ガンダムモルカー)が約6時間だったとのこと。

制作後、完成したモルカーを見て小さいお子さんがとても喜んでくれたこともあり、ぜひまた挑戦したいと思ったそう。『PUI PUI モルカー』はフェルト人形をはじめる初作品としてもとてもいい作品なのでは? と感じたとのこと。おすすめは、単色のモルカーだと教えて下さいました。

(C)見里朝希JGH・シンエイ動画/モルカーズ

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