平川亮、富士でも好調ぶりをみせてトップタイムを記録。SF富士公式合同テスト1日目午前

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2021年03月23日 11:31  AUTOSPORT web

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2021年スーパーフォーミュラ富士公式テスト 平川亮(carenex TEAM IMPUL)
全日本スーパーフォーミュラ選手権の第2回公式合同テストは3月23日、富士スピードウェイでセッション1が行われ、平川亮(carenex TEAM IMPUL)が1分21秒844のトップタイムを記録した。2番手にはホンダ勢トップの福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、3番手には野尻智紀(TEAM MUGEN)がつけた。

 4月3〜4日に富士スピードウェイで迎える2021年シーズンの開幕を前に、2度の公式合同テストを実施するスーパーフォーミュラ。その第2回目であり、開幕前最後のテストとなる富士公式合同テストは参戦準備中のB-MAX RACING TEAMが不参加となり全18台が参加している。

 また、セブリング12時間レース参戦のため渡米中の小林可夢偉(KCMG)、いまだ日本に入国できていないサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)、そして療養中の牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)についてはそれぞれ代役ドライバーが搭乗している。3月11〜12日に行われた鈴鹿公式合同テストと同じく、可夢偉の代役は小高一斗(KCMG)、フェネストラズの代役は中山雄一(KONDO RACING)、牧野の代役は笹原右京(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)となった。

 なお、前回の鈴鹿公式合同テストは不参加だった中嶋一貴(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)が参加しており、2021年シーズン、スーパーフォーミュラでの初走行を実施している。

 昨日の雨により、路面の一部はまだ濡れたまま、天候は曇り、手元の計測で気温6度、湿度63%というコンディションのなか、9時から2時間のセッション1が行われた。

 開始と同時に山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)、山下健太(KONDO RACING)、タチアナ・カルデロン(ThreeBond Drago CORSE)、大津弘樹(Red Bull MUGEN Team Goh)が真っ先にコースインし、路面がまだ乾き切っていないなかレインタイヤで1周のチェックラップを行った。セッション開始から15分が経過すると、ぶ厚い雲の隙間から太陽が顔を覗かせ、レコードラインから乾き始め、徐々にドライへと路面コンディションは変化した。

 そんななか、鈴鹿合同テストを総合14番手で終えていた山本、鈴鹿テストへ不参加だった中嶋一貴(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)は序盤から周回を重ねる。

 セッション後半に差し掛かると、野尻智紀(TEAM MUGEN)が1分22秒865を記録してトップに浮上。その後、前回の鈴鹿テストにて2日間総合トップタイムを記録した平川が14周目に1分22秒650を記録するが、その直後、野尻が1分22秒367までタイムを縮めてトップを守る。しかし、残り30分というところで福住が1分22秒357を記録してトップに浮上した。

 残り5分のところで関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)がピットロード出口でスピンを喫し、コース上でストップしたことから赤旗が掲示され、セッションは中断された。その後セッション時間が2分延長され、10時57分に残り5分間で再開されると、平川亮がただひとり、1分21秒台となる1分21秒844を記録して再びトップに浮上し、前回の鈴鹿公式合同テストでみせた好調ぶりを富士でもみせつけることとなった。

 2番手には1分22秒357を記録した福住、3番手には1分22秒397を記録した野尻、4番手に1分22秒415を記録した阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)、5番手に1分22秒495を記録した関口が続いている。

 続いて23日13時20分からスーパーフォーミュラ富士公式合同テスト、午後2時間のセッション2が行われる。

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