ラッセルがグロージャンに代わり、F1ドライバー組合の理事に就任

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2021年03月24日 15:41  AUTOSPORT web

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2021年F1プレシーズンテスト ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)
現役F1ドライバーを中心とした組合グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション(GPDA)の理事を務めたロマン・グロージャンが退任するため、ウイリアムズF1チームのジョージ・ラッセルが新たな理事に任命された。

 現在、アレクサンダー・ブルツが会長、セバスチャン・ベッテルが理事を務めており、現在23歳のラッセルは、ふたりとともに仕事に当たることになる。GPDAはF1におけるドライバーの利益を代表するために1961年に設立され、グランプリレースの安全性、運営、コースでショーの向上に寄与するべくF1の経営陣との交流を継続している。

「GPDAの理事に指名されることは名誉であり特権だ」とラッセルは語った。彼はメルセデス傘下のドライバーでウイリアムズに所属しており、今年F1での3年目を迎える。

「この地位を僕に委ねてくれた仲間のドライバーたちのサポートに感謝し、この役割に伴う責任を認識している」

「GPDAは60年の歴史のなかで、F1とファンのためにスポーツの安全性を形作り支援するにあたって、不可欠な役割を果たしてきた」

 グロージャンは、昨年末でF1活動を終えたことに伴い、GPDAの理事の座から降りることになった。しかし今年もGPDA理事会のアドバイザーを務め、自身が当事者となった昨年のバーレーンでの大事故から得られた安全面の教訓を評価する作業の完了に手を貸すということだ。

 ラッセルに加えて、GPDAは理事会に3人目の理事を任命した。長年にわたり法律顧問を務めてきたアナスタシア・ファウルで、GPDA初の非ドライバー理事となる。

「アレックス、セバスチャン、ロマンと数年にわたって仕事をしてきましたが、彼らの仲間のドライバーたちが私を初の非F1ドライバーの理事に指名してくれたことを誇りに思っています」とファウルは語った。

「私はF1とこの産業に情熱を持っています。GPDAの努力を支援できるようになり光栄です」

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