仕事・金銭関係編

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2021年04月01日 08:02  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
●仕事編
4月1日は「エイプリルフール」。1年でこの日だけは、嘘をついても許されるというユニークな風習だ。エイプリルフールの起源は不明で、習慣化された時期もわかってはいないらしい。

ただ、その成立の過程はさておき、このエイプリルフールに罪のない嘘をついて、多いの楽しみたいと思っている人もいるかもしれない。

そこで全3回の最終回となる今回は、エイプリルフールをテーマに、マイナビニュース会員が過去についた最大の「嘘」や「隠し事」について聞いてみた。第今回は、「仕事・金銭関係編」をお届けしたい。
Q.過去についた、【仕事】における最大の嘘はなに?

マイナビニュース会員にきいた【仕事】における最大の「噓」について、その結果は下記の通り。

Q.過去についた【仕事】における最大の「噓」について、その内容を具体的にお知らせください

男性/39歳
異性の上司とオフィスでカラダの関係を持ち、交際を迫られたが、同じ職場に婚約者がいると嘘をついて断った。しかし、その後もセックスだけもと要求され、応じていた

男性/56歳
コロナにかかっていたが上司にはかかっていないと言い、会社に出社したところ集団感染を引き起こし、クラスターになった

男性/54歳
取引先に行く時は電車を途中下車して目的地まで歩き、その分を嘘の請求書を作っている。浮いたお金で同僚との飲み代へ

女性/50歳
在宅ワークには縛りや管理が何もないため、買い物に出かけたり医者に出かけたりで3時間くらい在宅していないことは、よくやっていること。たまたま急用で会社から電話がかかってきたときには、外とわからない静かな建物や化粧ルームに移動して、さも家にいるように話す

男性/62歳
仕事に対するモチベーション、やる気が非常に下がり、ほとんど鬱になっていた時期があり、一週間ぐらい休んでしまった。その理由として職場には、休日の旅行先で急病になって入院したと嘘を言ってしまった。旅行も急病も嘘で、本当は家にいた

男性/48歳
周りが円滑に行くためならばと、虚偽を躊躇なく語る事はままあります。許される範囲内に限定しているつもりでおります

男性/58歳
仕事に役立つ資格を持っているが、それを言うと仕事を山ほどふられるので黙っている

男性/39歳
入社するときに職歴を誤魔化していて、今でも誤魔化し続けている。バレないとは思うが、バレたときはどうしようといつもはらはらしながら働いている。ちょっとした呼び出しでも、「あークビだ」と思いながら顔を出す

男性/52歳
経理の仕事をしています。予算作成の際、行いの悪い支店を改めさせるために本当は100万円の損失を300万円と言い、びびらせたこと

男性/53歳
仕事で大きな失敗をしてしまったことを、上司や他の社員に隠しています。大事な製品に他の不純物を混入させてしまい、会社の信用にかかわる事態になるところを闇に隠して、嘘をついてしまいました

男性/71歳
仕事上で失敗し、1,000万円以上の損失を出した。上司等には100万円程度の損と報告し、差額は2年程度かけて秘密裏に経理上のやりくりをして、相殺させた

男性/53歳
石油直圧式ボイラーの部品交換の仕事を各家庭・小規模事業所を訪問して行っていたが、やることになっている交換後の基盤の最終チェックを省略していた。上司には指示通りこなしていると言っていた

男性/44歳
製造の仕事において、取り付けにくいと思いある部品を少し曲げていたところ、後日検査で大量の不良品が発生。部品を曲げていた事実を隠して、部品のせいだと結論が出て責任を免れた。大変反省している

男性/59歳
建築現場での作業中のことだが、あることを職人に指示し忘れてそのまま工事が進み、表面上は完成してしまった。実は、俗に言う欠陥住宅になってしまい、それがばれたときに誰のせいか追求されてるときに、自分は無関係としらを切り過ちを認めなかった

男性/54歳
客からサイズお直しで預かった指輪を紛失。別件の加工と間違えてコノ指輪になっちゃいましたと、預かったモノより遥かに見栄えのする指輪を見せて、「この中に預かった指輪が入っていますので、受け取って頂ければ幸いです」と持ちかけたら大喜びで、窮地脱出

【仕事】における最大の嘘や隠し事を聞いたところ、様々な体験エピソードが寄せられた。その多くは勤務実態に関するもの、経費に関するもの、仕事上のミスに関わるものに大別できそうだ。

勤務実態に関しては、仮病で仕事を休んだ、遅刻を嘘の言い訳で正当化した、営業の出先でサボったなど、多くの人が経験しているであろう経験談が寄せられている。最近のテレワークでは勤怠が把握しずらいこともあり、このようなケースは増えているかもしれない。

上記で紹介した以外にも、「職場に早く行って仕事の準備をしていると言っているが、本当はフリーwifiで遊んでいるだけ」「寝坊したことを隠して、交通事故に遭って遅くなったと嘘をついてしまった」「通勤時間について片道2時間と伝えているが、時間とタイミング次第では30分くらいは短くなる」など、この種のエピソードには事欠かない。

経費に関するものでは、経費を多く請求し、浮いたお金で飲みにいてしまったなどというものが多い。ただし、これらは過去のおおらかな時代であれば通用したかもしれないが、コンプライアンスの厳しい昨今はなかなか難しいかもしれない。発覚した際には、かなり重い処罰を覚悟したほうがいいだろう。

仕事上のミスでは、仕事でしでかしてしまった大きな失敗を、なんとか誤魔化して人のせいにしたり有耶無耶にしたりといったエピソードが多数寄せられた。その多くは、いまだにバレてはいないため事なきを得ているようだが、今後ひょんなことで明るみに出ることもあり得る。当事者としては、気が気でない毎日なのかもしれない。

●金銭関係
Q.過去についた、【金銭関係】における最大の嘘って?

続いて同様に、【金銭関係】における最大の「噓」について、その内容を聞いた、その主な結果は下記の通りだ。

Q.過去についた【金銭関係】における最大の「噓」について、その内容を具体的にお知らせください

男性/36歳
中学時代、部活で新しいラケットが必要と言って親からお金をもらい、中古のラケットを買い、残ったお金を自分の財布に入れ、親には全部使ったと嘘をついた

男性/43歳
高校時代に予備校へ行かされていましたが、指定校推薦でいけそうなので授業料を競馬に使いました。ちなみに90万勝ちましたので大学は2年間バイトせずに、スロットでさらに稼いでサークルで遊んでいました

男性/44歳
大学時代に親から仕送りをされていたが、受験料、資格取得など適当な嘘の理由を言っては、その都度仕送り以上にお金を要求していた。親に申し訳ない思いです

男性/46歳
大学生の時、半期ごとに納める学費をいつも1割増しで親に要求していた。半期で2.5万円程だったが、お小遣いとして大切なものだった

男性/51歳
過去ですが、親に車を買うからと援助してもらいましたが、実は新興宗教にお布施をしていました。100万円です。ごめんなさい

男性/56歳
実家に入れる生活費を、給料ごと全部パチンコですってしまったので、電車の中でスリにすられたと嘘を言ったこと

男性/62歳
もう解決したが、かつて多重債務に陥ったことがある。そのことについて誰にも言わず、格好をつけていた

男性/48歳
家族に対してはへそくりを隠してお金がないと嘘をつき、同僚に対しては昇給や賞与を過少申告(お互い少ないね……というオチに持っていくため)したりしています

男性/50歳
昔19才の結婚詐欺師に、親の入院代や葬式代等で845万騙し取られたが、婚約者には投資で騙されたと言って誤魔化している

男性/39歳
彼女に資金援助をしていることを誰にも言えません。生活が苦しいので援助しているのですが、これはもう援助交際なのではと自分でも疑問に感じています。が、誰にも言えません

男性/38歳
FXと仮想通貨で失敗して、かなりのマイナスになってしまったこと(ただし勉強になり、今も続けていて利益が出始めています)

女性/44歳
クレジットカードは持たず、現金で支払うと言ってるけど、本当は過払い請求をして精算したので作れないんです。でも、もう作る気はありません

男性/57歳
投資で大損して、本業を合わせても減収なのですが、自分を戒めるために申告せず、余分な税金と健康保険料を支払っています

女性/58歳
夫に毎年、誕生日プレゼントや結婚記念日のプレゼントを渡しています。夫も毎年、それなりの値段のものをくれます。でも実は私は、一年前からバーゲンで半額以下になったものを買っておいて渡してます(^^)

男性/42歳
以前の会社を退職するとき退職金(数百万円)を受け取ったが、家族には内緒にし自分のヘソクリにしている

男性/44歳
身内にとある資格をとりたいと偽って、資金を出してもらいました。それを投資資金に回しました。失敗すれば申しわけがたちませんが、いま順調なので借りた分は返済するつもりです

男性/53歳
車の維持費に必要なお金を風俗につぎ込んでいます。他にも子どもの学資保険を解約して、高級風俗にのめり込んでいます。生命保険も、長年積み立てていたものも解約してすべて使ってしまいました

【金銭関係】における最大の嘘や隠し事について寄せられた具体的なエピソードで多かったのは、学生時代に親からもらった学費や参考書代などを遊びで使ってしまったというもの。もちろんバレたら大目玉必至だが、発覚せずに無事に進学・卒業をしたというケースが多いようだ。

学生ではなく、社会人になると一気に緊張感が高まる。投資や趣味、ギャンブルなどで大金を費やしてしまい、配偶者などに言い出せずに嘘を突き通しているというパターンだ。生活に大きな影響が出なければいいが、中には学資保険を解約してまで風俗にのめり込んでいるという告白もあった。これなどは、家庭争議に発展する前にカミングアウトをすることを強くお勧めしたい。

また上記とは逆に、「副業の方が収入が多い」や「家族には内緒で大きなお金を持っている」という回答もあった。今後ありうる不測の事態に備えて蓄えておくという意味合いもありそうだが、それならば隠し事にする必要はない。コメントにもあったように、自分のヘソクリ用に隠しておきたい、というのが本音のようだ。
重大な事態を引き起こすかもしれない、「仕事・金銭関係」の嘘

今回はマイナビニュース会員が過去についた、「仕事」と「金銭関係」の最大の「嘘」や「隠し事」について聞いた。

仕事も金銭も、人生においては極めて重要な要素だ。仕事をサボって喫茶店で漫画を読んでいた、あるいは親からもらった参考書代を彼女とのデート代にしてしまったなどであれば笑い話だが、今回のアンケートではかなり重い内容のものも散見された。

人間ならば誰でもついつい、ついてしまう嘘。その場しのぎの嘘が、取り返しのつかない事態とならぬことを願わずにはいられない、そんなアンケートとなった。

調査時期: 2021年3月12日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 1,006人
調査方法: インターネットログイン式アンケート(エボル)

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