ダルビッシュ、6回1失点も新天地初勝利はお預け 打撃でもファンを沸かせる

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2021年04月07日 13:22  ベースボールキング

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ジャイアンツ戦に先発登板したパドレスのダルビッシュ有
◆ 開幕戦は5回途中4失点、今季2戦目は上々の内容

 パドレスのダルビッシュ有投手(34)が現地時間6日(日本時間7日)、本拠地ペトコ・パークで行われたジャイアンツ戦に先発登板。6回3安打1失点と好投したが、打線の援護に恵まれず移籍後初白星はお預けとなった。

 初回、先頭のヤストレムスキー、続くディッカーソンを連続三振に斬るなど3者凡退。2回も先頭の4番・ベルトを空振り三振、6番・ポージーは見逃し三振に仕留め、2回パーフェクトの好スタートを切った。

 しかし3回、先頭の7番・クロフォードに先制のソロ被弾。カウント1−1後の真っ直ぐを右中間席へ運ばれた。それでも、続く8番・スレーター、続く相手先発・サンチェスは連続三振斬り。二死後、四球と盗塁で得点圏に走者を背負ったが、2番・ディッカーソンを内角の真っ直ぐで詰まらせ遊飛に退けた。

 1−1の同点に追いついてもらった直後の4回は、ベルトを2打席連続三振に仕留めるなど3番から始まるクリーンアップを3人斬り。5回は先頭のポージーに中前打を許したが、続くクロフォードの一ゴロを一塁・ホスマーが好処理。併殺でピンチの芽を摘み、5回を最少失点で終えた。

 6回は1番から始まる上位陣を3人で片づけ、6回89球、3安打1失点、7奪三振1四球の内容で降板。同点の場面で降板し新天地初白星はお預けとなったが、今季初めてクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を達成し防御率は4.22となった。

 この日はピッチングだけではなく、バッティングでも本拠地ファンを魅了。先頭だった3回の第1打席は、中堅後方へ鋭い飛球を放つも中堅・スレーターの守備範囲。5回の第2打席でも右中間を襲うライナー性の飛球を放ったが、右翼・ヤストレムスキーの好捕に阻まれ右飛だった。結果は2打数無安打だったものの鋭い当たりを連発。9番打者としてもファンを沸かせた。

 パドレスは同点のまま迎えた7回、カブス時代からダルビッシュの専門捕手を務め、右腕とセットでカブスからトレード加入した8番・カラティニが移籍後初本塁打となる決勝2ランを右翼席へ。9回はブレーブスから移籍してきた新守護神・メランソンが3セーブ目で締め、3−1で接戦を制した。

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