ジブチの自衛隊員、計21人がコロナ感染　感染者は隔離

写真 酷暑の中、マスクをして警備にあたる陸上自衛隊第2師団の隊員=ジブチ、陸上自衛隊提供

　防衛省は、アフリカ東部ジブチを拠点とする自衛隊員約180人にPCR検査を実施したところ、17人の新型コロナウイルス感染を7日に確認したと発表した。感染者はこれまでの4人と合わせ、計21人となった。活動に影響はないとしている。

　同省によると、2、3両日に4人の感染を確認。そこで6日に4人を除く全隊員にPCR検査し、7日に17人の感染がわかった。感染者は拠点内の宿舎で隔離し、容体も安定している。ローテーションの変更で対応可能としている。

　ジブチには陸自と海自の隊員が駐留し、海賊対処と日本関係船舶の安全確保のための情報収集を兼務している。