セリエA第30節が10日に行われ、パルマとミランが対戦した。
ミランは8分、ズラタン・イブラヒモヴィッチがイスマエル・ベナセルからのバックパスを受け取ると、ペナルティエリア中央のアンテ・レビッチにパス。レビッチは体を反転させ右足を振り抜くとゴール右上に決まった。ミランが先制に成功する。
44分には、テオ・エルナンデスがイブラヒモヴィッチとのワンツーでペナルティアークに侵入。フランク・ケシエにボールが渡ると、ケシエはゴール左下に流し込み、ミランが追加点を獲得した。
前半をミランの2点リードで終える。後半に入ると60分、イブラヒモヴィッチが主審に暴言を吐いたと捉えられ、レッドカードにより一発退場となった。
パルマは66分、ユライ・クツカのクロスをペナルティエリア右のグラツィアーノ・ペレが頭で折り返す。これをゴール前のリッカルド・ガリオーロが右足で押し込み、パルマが一点を返す。
ミランは試合終了間際の90+1分、カウンターの流れからディオゴ・ダロットがドリブルで縦にボールを運ぶと、中央でフリーになっていたラファエル・レオンにスルーパス。レオンは落ち着いてGKとの1対1を制して、ミランが3点目を獲得する。
このまま試合は終了して、ミランが3−1でパルマとのアウェイ戦に勝利。この結果、2位ミランは首位インテルとの勝ち点差を「8」とし、パルマは19位で降格圏となっている。
【スコア】
パルマ 1−3 ミラン
【得点者】
8分 0−1 アンテ・レビッチ(ミラン)
44分 0−2 フランク・ケシエ(ミラン)
66分 1−2 リッカルド・ガリオーロ(パルマ)
90+1分 1−3 ラファエル・レオン(ミラン)