SNSで話題になった鮮魚仲卸「築地ラッパー」のその後 豊洲でも「マジでそうさ!」しつつ新曲リリース

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2021年04月11日 12:01  おたくま経済新聞

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写真SNSで話題になった鮮魚仲卸「築地ラッパー」のその後 豊洲でも「マジでそうさ!」しつつ新曲リリース
SNSで話題になった鮮魚仲卸「築地ラッパー」のその後 豊洲でも「マジでそうさ!」しつつ新曲リリース

 かつて東京の卸売市場「築地」の場外市場にて、店頭で来客者に向けラップを刻みながら接客をするという姿が話題となった「築地ラッパー」こと、鮮魚仲卸・蔵立(くらたつ)のFRANKENさん。弊社でも2018年にインタビュー記事で紹介しましたが、豊洲移転後も二足のわらじで活躍中。このたび新曲「STAY POSITIVE」を発表しました。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


 築地市場の名物となっていた、蔵立のFRANKENさん。しかしながら、その「ステージ(舞台)」であった築地市場は2018年10月をもって閉場(場外市場は引き続き営業中)。現在は、東京都中央卸売市場・豊洲市場へと移転しています。


 「FRANKENさんって、今どうしているんだろうなあ……」


 あれから3年。そんな想いをふと巡らせていたところ、FRANKENさん本人から編集部へ「新曲ができたのでぜひ聞いてほしい」という連絡が。


 リンクをクリックして聴いてみると、なんだかとてもファンキーな曲。そうだ、これも何かの縁だしFRANKENさんの今を聞いてみよう。というわけで、編集部は「元・築地ラッパー」の現在の活動状況を聞いてみました。



■「魚屋の仕事も好きですから」

 現在FRANKENさんは、豊洲市場に移転した「蔵立」にて、引き続き店員として勤務。毎日、日付が変わったばかりの深夜0時半から働いており、昨今のコロナ禍の影響も受けながら、魚屋に取り組んでいるそうです。


 また同時に、ラッパーとしての活動も続けています。こちらについては、ラップバトルやアルバム制作、またYouTubeでの動画投稿などをされているとのこと。というわけで、FRANKENさんは2021年現在も「魚屋兼ラッパー」なんです。


 しかし、魚とマイクの二刀流というのは、語感の響きは良いものの、内情はなかなかにハードなようです。


 「やはり『本業』の方たちと比べると、活動時間は制限されるのが悩みですね。地方遠征や海外ロケのオファーもいただくんですが、断る機会も多くなっています」


 さらに家庭がある自身の環境も考慮し、常に安定した収入を得た上でラッパー活動をしていると語るFRANKENさん。


 とはいえ、そのようなオファーが都度舞い込んでくるのは、FRANKENさんがラッパーとして評価されていることの証左。また、先述の弊社記事など「話題性」についても事欠きません。あくまで外野の一個人の印象ですが、「ラッパー1本」でも十分やっていけそうにも感じます。


 「でも僕、魚屋の仕事も好きなんですよ。もしラップだけで生きていけるほどの収入を手にしたとしても、この仕事は辞めないでしょうね。なんせ『市場の仕事』が好きですから」


■「ネガティブな状況だからこそポジティブが必要」

 FRANKENさんは、ラッパーとしてこれまで途切れることなく曲作りもされてきました。そんな中で、今回編集部に紹介してくれた曲というのが「STAY POSITIVE」。


 「コロナ禍でネガティブな状況だからこそ、それに立ち向かう『POSITIVE(ポジティブ)』をトピックに制作した曲なんです」


 今のタイミングならハマると思い、新曲「STAY POSITIVE」をリリースしたFRANKENさん。ちなみにこの曲は、同じくラッパーのK-JACKさんと、セクシー女優のあべみかこさんとのフィーチャリングナンバー。MV(ミュージックビデオ)動画については、あべみかこさんの公式YouTubeチャンネルにて配信されています。


 そんな「STAY POSITIVE」、一体どんな曲かというと、まずFRANKENさんの代名詞である「マジでそうさ」のフレーズからスタート。


 そして「幸せの神泣き虫キライだ」「このご時世どう転ぶかなんて自分次第」「全世界の笑顔を取り戻す」など、ともすればネガティブ思考に陥りそうな世間に対して、お三方がそれぞれの想いを吐露したパンチラインが心に響く、強烈なメッセージソングとなっています。


 ちなみに、筆者も先述の通り「STAY POSITIVE」を拝聴したのですが、あべさんが「この曲で新しい可能性を見せる」と曲冒頭で意気込んだのも頷けるほど、「力強く生きる」ことを意識した曲に感じました。


■「STAY POSITIVE」に込めた想い

 新曲「STAY POSITIVE」で「困難に負けず、意思を曲げず突き進んでいく姿勢を歌いました」と語るFRANKENさんに、最後に曲に込めた想いを聞いてみました。


 「僕も常に葛藤、失敗や後悔を繰り返し生活しています。
  しかし諦めたらそこで試合終了。
  失敗しても後退し後悔する事なく攻めの姿勢を忘れずに前に倒れる。


  人は強い気持ちがあれば何度失敗したって立ち上がれる。
  終わりにするかしないかは全てUP TO U。


  成功は約束されていないが成長は約束されている。


  まだ身体が動くんだから声が出せるんだからやるしかないだろ?


  HIPHOPについては色んな定義があるかもしれないが
  僕は自信を持って言わせてもらいたい。


  FRANKENは生きるHIPHOPだと」


 マジでそうさ!



<記事化協力>
FRANKENさん(@FRANKEN_03)


(向山純平)


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