TBS『ラヴィット!』、マスターズ優勝“松山英樹”特需で視聴率アップ! 「時事ネタなし」の番組構成にテコ入れ必須か

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2021年04月13日 21:22  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

 4月12日放送の朝の情報番組『ラヴィット!』(TBS系)が、11日深夜から同局で生中継された男子ゴルフのメジャー選手権「マスターズ・トーナメント」で優勝した松山英樹選手の“特需”により、自己最高視聴率となる5.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。番組開始以降、「低視聴率」以外の話題には恵まれていない同番組だが、すでに「今回の記録更新は絶望視されている」(テレビ局関係者)ようだ。

 立川志らくがMCを務めた前番組『グッとラック!』の視聴率低迷により、3月29日から「全面的な企画変更」を売りにしてスタートした『ラヴィット!』は、「ニュース、時事ネタは一切扱わない」と、『グッとラック!』のワイドショーテイストを一新。生活情報に特化した内容で構成されているが……。

「12日は、前番組として『マスターズゴルフ最終日』が放送され、『ラヴィット!』は通常の20分遅れでスタート。皮肉にも、“時事ネタ”のおこぼれにあずかり、最高視聴率を更新する形となりました。同番組は初回から2.7%と不振にあえぎ、現状、自己最低は1.1%というジリ貧ぶり。今回、松山特需で4ポイント以上数字を上げましたが、以降は元の水準に戻るとみられます」(スポーツ紙記者)

 ネット上の視聴者の反応を見ると、MCの麒麟・川島明をはじめとした「吉本芸人多数」の出演陣よりも、取り上げる内容や企画に対する苦言が多々見受けられる。

「日本テレビがお昼に放送している『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)に『そっくり』という声も多いようですが、『ラヴィット!』は、『ジョブチューン〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)と番組制作チームが同じで、『ゴールデン帯のバラエティスタッフが無理やり情報番組を作っている』というのが実情。一つひとつの特集に、1時間近くの長尺を用いているのはそれが原因です。少なくとも、朝の時間帯の視聴者にはまったく受け入れられていない様子で、ネット上ではすでに『まだ「グッとラック!」のほうがマシだった』という批判まで噴出しています」(テレビ局関係者)

 今後、テコ入れが行われることも予想されるが、今回の「5.6%」という数字は、番組にとって高いハードルとなることが予想される。

「テコ入れというと、出演者の入れ替えが目に見えてわかりやすいところですが、『ラヴィット!』に求められているのは制作チームの刷新でしょう。半年後、あるいは1年後には実現されるものとみられますが、この低視聴率ではその前に番組自体が打ち切られる可能性も秘めている。秋と春の改編期が近づくたびに、各メディアが『5.6%』という更新されない最高視聴率を引き合いにして、打ち切り説を報じることになりそうです」(同)

 果たして『ラヴィット!』は、松山特需から生まれた“高い壁”に、いつまで挑み続けることができるのだろうか。

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  • トーク番組にすると、あさイチとかぶるので、ニュースをつまみ食いして脱線気味フリートークとか…まあほとんどワイドナショーになるけども
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