下野璃央とDrago CORSEがFCR-VITAとKYOJO CUPに挑戦。「どちらもチャンピオンを獲りたい」

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2021年04月15日 15:01  AUTOSPORT web

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2021年はFCR-VITAとKYOJO CUPに参戦することになった下野璃央
2020年、TCRジャパンシリーズにホンダ・シビック・タイプR TCRで参戦し、サタデーシリーズでブロンズクラスのチャンピオンを獲得、第5戦鈴鹿の総合優勝を飾るなど活躍をみせた下野璃央が、2021年はVITA-01で争われるFCR-VITAと、女性ドライバーたちが覇を競うKYOJO CUPに、YGF Drago CORSEから参戦することになった。

 下野は小学生からカートを始め、高校生のころからミッションカートも経験するなどレーシングカートで戦ってきた。2018年末にDrago CORSEからスーパーFJにステップアップすると、2019年はオートポリスと富士で優勝したほか、表彰台も多数獲得。今度はツーリングカーでの活躍を目指し、2020年にはTCRジャパンに挑戦した。

 2020年の下野は、第2戦もてぎで表彰台を獲得すると、その後も第5戦鈴鹿での優勝など総合でも活躍したほか、ブロンズクラスではサタデーシリーズのチャンピオン、サンデーシリーズのランキング2位と大活躍をみせてきた。

 そんな下野は2021年に向け、Drago CORSEとともに、新たにVITAでFCR-VITAと、女性ドライバーたちが覇を競うKYOJO CUPに参戦することになった。4月15日には富士スピードウェイでテストも行っている。チーム名は、本牧のレーシングシミュレーターショップであるヨコハマグットファクトリーの名を冠し『YGF Drago CORSE』、もちろんカラーリングはDrago CORSEカラーとなる。

 VITA-01をテストした下野は「VITAはそれほどレースの経験がない方でも乗りやすい、扱いやすいレーシングカーだと感じました。どちらかというとフォーミュラのようなフィーリングですし、ピーキーさもない。多くの方が乗られている理由が分かります」という。

 ひさびさのHパターンのミッションも「1セッションで慣れました」という下野だが、「FCR-VITAもKYOJO CUPも、どちらもチャンピオンを獲りたいですし、予選・決勝ともパーフェクトなシーズンにしたいです」と意気込んだ。

 2020年のKYOJO CUPは三浦愛がチャンピオンを獲得したが、翁長実希、猪爪杏奈といったドライバーたちによってタイトル争いが展開された。2021年は下野の参戦で、さらにシリーズが盛り上がるかもしれない。

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