エミリア・ロマーニャGP FP1:ボッタスが首位。ホンダPU勢はフェルスタッペン3番手、ガスリーが5番手に

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2021年04月16日 19:21  AUTOSPORT web

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2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)
2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGPのフリー走行1回目が行われ、メルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手、セルジオ・ペレスは16番手、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは5番手、角田裕毅は20番手となっている。

 イモラ・サーキットでのエミリア・ロマーニャGPは、昨年11月以来ほぼ半年ぶりの開催となる。例年ならこの時期のイタリア中部地方は、初夏のような陽気になることも珍しくない。しかし今週末は寒く不順な天候、日曜日には雨の予報も出ている。初日も青空は広がっているものの、FP1開始時点の午前11時の時点で気温11.2度、路面温度22度とかなり低温のコンディションだ。

 英国フィリップ殿下の国葬が土曜日に行われることから、今週末は初日と2日目のスケジュールが30分〜1時間ほど早められている。

 開始後6分、ハースのニキータ・マゼピンがリバッツァの立ち上がりでスピン、コースオフ。15分には同じルーキーの角田もタンブレロでコースから飛び出した。いずれも自力でコース復帰したが、60分に短縮されて作業メニューが詰まっている今季のフリー走行では、スピンやトラブルで周回数が減る影響は少なくない。

 25分過ぎ、ガスリーが1分17秒470のトップタイムをマーク。イモラをホームサーキットとしてプライベートテストを繰り返し、走行データが豊富にあることも有利に働いているようだ。2番手はフェラーリのカルロス・サインツJr.、3番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)。角田はこの時点で、トップのガスリーから2.3秒遅れの17番手に留まっている。

 開始後39分、ペレスとエステバン・オコン(アルピーヌ)が接触。レッドブルマシンは左リヤタイヤがリムから外れ、アルピーヌも右フロントサスにダメージを受けているようだ。セッションは8分間の赤旗中断となった。

 再開後はハミルトンがソフトを履き、1分16秒892でトップに立った。しかしすぐにフェルスタッペンが、同じソフトで1分16秒622で首位を奪った。最終的にボッタスが1分16秒564のトップタイムを出した直後に、マゼピンが再びスピン。ウォールにぶつかって赤旗が出たままセッションは終了した。

 メルセデスが1-2、フェルスタッペンがトップから0.058秒落ちで3番手。シャルル・ルクレール(フェラール)、ガスリー、サインツJr.が続いた。角田は11周の周回に留まり、最下位だった。

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