『ワイドナショー』松本人志とEXIT・兼近大樹が“容姿ネタ”に持論! 「若手がしっかりしてる」「時代に合わせるの大事」と賛否両論

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2021年04月19日 23:02  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

EXIT・兼近大樹インスタグラムより

 4月18日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、芸人の“容姿ネタ”をめぐり、ダウンタウン・松本人志らが議論を繰り広げた。芸人間でもさまざまな意見が飛び交っていただけに、ネット上にも賛否両論の声が寄せられている。

 番組にはこの日、3時のヒロイン・福田麻貴がゲスト出演。福田はゆめっち、かなでとのトリオで活動しているが、同8日付に自身のTwitterアカウントで「この数週間で容姿ネタに関してじっくり考える機会が何度かあって、私達は容姿に言及するネタを捨てることにしました」と表明していた。

「今回『ワイドナショー』に出演した福田は、『3人とも(容姿について)めちゃくちゃいじられたいタイプ』ではあるものの、『容姿ネタって、どんどんウケなくなっていってるなっていうのを劇場でも、すごい肌で感じてた』と、封印するに至った経緯を説明。また福田は、芸人と視聴者の間に『価値観のねじれ』があるとの考えを明かし、YouTubeで“リアルさ”が求められる時代になったことにより、特に若年層の視聴者が、バラエティなどのテレビもドキュメントとして捉えるようになって、容姿ネタにも『かわいそう』という声が出やすくなっていると分析していました」(芸能ライター)

 確かに近年、容姿ネタが笑いを取りにくくなっているという話は、特に芸人から聞かれる。例えば、尼神インター・誠子は、相方の渚から“ブスいじり”をされるネタで笑いを取っていたが、「ブスいじりは本人がよくても、それを見て傷つく人がいる」という意見が出てきたことから、昨年、そのような容姿ネタは封印すると、ウェブメディアのインタビューで語っていた。

「『ワイドナショー』では、EXIT・兼近大樹が『僕たち若い世代からすると、年上世代に迎合されるために、人をいじったり、バカにしたりしてる』と打ち明ける場面も。また、お笑いを『サーカス』にたとえ、『上の世代の面白い方々って、芸人同士でサーカスしてるんですよ。だからナイフを投げても当たらないし、空中ブランコで飛んでも取ってくれる』が、一般の人がこれを“ショー”だと理解していないことが危険であるとも話していました」(同)

 一方、福田や兼近の意見に耳を傾けていた松本は、「福田さんが今そういう考えになってるんだったら、今はそれでいいと思う」としつつ、「(視聴者との)ねじれを直すためには、我々はそこは絶対に引かずに頑張るっていうやり方もあるんちゃうかな」とコメントしていた。

「番組を視聴していたネットユーザーの間では、さまざまな意見が飛び交いました。まず、議論の発端となった3時のヒロインの宣言には、『容姿ネタ封印は賢い』という賛同の声もあれば、『容姿ネタがウケないのは、自分たちの実力不足では』という厳しい指摘も。一方、兼近の主張には、『サーカスのたとえがわかりやすくて納得』『若い世代が意外としっかりしてて安心』という声もあれば、『そのナイフは視聴者にも刺さってしまうんだよ』『それでも容姿ネタは見ていて心苦しくなる』などと否定的な書き込みもありましたね。また、松本に対しては、賛同コメントも少なくありませんが、『時代に合わせていくことも必要』という意見が散見されました」(同)

 今後も芸人の“容姿ネタ”の是非は、当事者たちだけでなく、視聴者の間でも広く話し合われるテーマになりそうだが、ともあれ、3時のヒロインの新たな芸風に期待したい。

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