岡本圭人、父・健一と舞台で親子役 単独初主演で「全力を尽くします」

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2021年04月21日 04:00  ORICON NEWS

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写真舞台『Le Fils 息子』で共演する(左から)岡本健一、岡本圭人
舞台『Le Fils 息子』で共演する(左から)岡本健一、岡本圭人
 俳優の岡本圭人(28)が8月30日から9月12日まで東京芸術劇場・プレイハウスにて上演される舞台『Le Fils 息子』で単独初主演を務めることがわかった。今月、人気グループ・Hey! Say! JUMPを脱退し、俳優業を中心に活動していく圭人にとって新たなスタートを切ることとなる今作で、実父・岡本健一(51)と親子役で共演を果たす。また、自身初のストレートプレイにも挑戦する。

【写真】演出を務めるラディスラス・ショラー

 同舞台は世界13ヶ国で上演され、タイムズ紙をはじめ各紙で絶賛された傑作。若手劇作家・フロリアン・ゼレール氏の脚本、ラディスラス・ショラー氏の演出で送る東京芸術劇場の企画第2弾。今回が日本初演となる。ゼレール氏の『家族三部作』の3作目となり、最も悲劇的で普遍的と言われる今作は、思春期の絶望と不安にさいなまれながら必死にもがく息子と、愛によって息子を救おうとする父親を描く、家族の物語。

 なお、2作目の『Le Pere 父』は2020年にアンソニー・ホプキンス主演、ゼレール氏自身が初監督を務めて『ファーザー』のタイトルで映画化。今年の第93回アカデミー賞に作品賞をはじめ6部門にノミネートされるなど、映画監督としても高い評価を得た。現在は最新作『Le Fils 息子』の映画化に着手。ヒュー・ジャックマンが父親役で出演することが発表されている。

 今作において、息子・ニコラ役を務める圭人は9歳でイギリス留学した経験もある英語力を生かし、18年よりアメリカ最古の名門演劇学校であるアメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツに入学。鋭い感受性と華やかさを感じさせる居ずまいで10代特有の繊細さと荒々しさを瑞々しく表現する。

 そして、父親・ピエールを演じる健一は、舞台を中心に活躍を続け、第26回読売演劇大賞 最優秀男優賞、第45回菊田一夫演劇賞 演劇賞、第55回紀伊國屋演劇賞個人賞、第71 回芸術選奨文部科学大臣賞と数々の演劇賞を総なめ。愛によって息子を救おうとし、愛だけでは不十分であることを知る。大きく懐深い存在でありながら、ときに”他者”である息子の理解不能な存在に苦悩する…。言葉の背後にある、言葉にできない表現で、観客の心に問いかける。

 圭人は「演出家のラディスラス・ショラーさん、大先輩でもある父・岡本健一や若村麻由美さんを始めとするキャストの皆様、そして素晴らしいスタッフの皆様と共に、『Le Fils 息子』の物語に生命を吹き込めるように、全力を尽くします」と強く意気込み。健一は「劇場では感染対策を万全にしていますので、どうかお身体を大切に健康でいて、血のつながった父と息子が織りなす、ある家族の物語の生活を、劇場にて公然と覗き見て下さい」と呼びかけている。

 この他、ニコラの実母アンヌ役に若村麻由美、ピエールの再婚相手ソフィア役に伊勢佳世、医師役に浜田信也、看護師役は木山廉彬が起用された。北九州・高知・能登・新潟・宮崎・松本・兵庫でも上演される。

■キャストコメント

<岡本圭人>
初めて、『Le Fils 息子』の台本を読ませていただいた時に、
僕は劇作家フロリアン・ゼレールの描く物語に強い感銘を受け、
この作品に巡り合えたことに運命を感じました。
僕がこれまで歩んできた人生と、主人公ニコラの人生とが重なり、彼の心情や言葉がまるで自分のことのように痛いほど理解することができました。
そして、台本を読めば読むほど、僕の中で「ニコラのことを救いたい...」という気持ちが膨らんでいきました。
「どうすれば彼のことを救えるのか...」と考えたときに、ゼレールが描いた
この物語を1人でも多くの方々に知っていただくことで、
もしかしたら世界中にいるニコラのような子、そしてその家族を救うことが
できるかもしれないと思いました。
演出家のラディスラス・ショラーさん、大先輩でもある父・岡本健一や若村麻由美さんを始めとするキャストの皆様、そして素晴らしいスタッフの皆様と共に、『Le Fils 息子』の物語に生命を吹き込めるように、全力を尽くします。ぜひ、劇場まで足を運んでいただき、この物語を皆様と共有できることを心から望んでいます。
よろしくお願い致します。

岡本圭人

<岡本健一>
誰もが考えてしまうであろう家族の物語です。
子供達、親達が抱えている問題。
お互いがどんなに理解しようとしても、その思いが伝わらない問題。
自分の思いと相手の思い。
どうすれば解決出来て、どうすれば救えて、どうすれば助けて貰えるのか。
あの時にこうすれば、ああすれば良かった。
こんな思いにならなければ、こんな思いをさせなければ良かった。
いずれにせよ、すべてが過ぎ去っています。
これからが大切だと生きて行くしかないのですが、この思いを抱えて、
これからを生きて行くしかないのです。
『Le Fils 息子』この物語の登場人物達は、それぞれがどんな思いで、どんな出来事があったのでしょうか。
私は、この作品を読む度に心が打ち砕かれて、ページが進まなくなり、思考回路が止まってしまうような場面がいくつかありますが、稽古に入る頃には克服しているでしょう。
私達は様々な状況の中で生活していますが、これからを生きて行く世代の為にも、できるかぎりたくさんの方々に、この作品を伝えなければならないと思っています。
劇場では感染対策を万全にしていますので、どうかお身体を大切に健康でいて、血のつながった父と息子が織りなす、ある家族の物語の生活を、劇場にて公然と覗き見て下さい。

岡本健一
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