丑年万歳! インドから牛追い版“ワイルドスピード”映画到着

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2021年05月15日 00:06  ORICON NEWS

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写真インド映画『ジャッリカットゥ 牛の怒り』7月17日よりシアター・イメージフォーラムほかで順次公開 (C)2019 Jallikattu
インド映画『ジャッリカットゥ 牛の怒り』7月17日よりシアター・イメージフォーラムほかで順次公開 (C)2019 Jallikattu
 『第93回アカデミー賞』国際長編映画賞にノミネートはされなかったものの、インド代表作品として選出されていた、牛追いスリラー・パニック映画『Jallikattu』が、『ジャッリカットゥ 牛の怒り』の邦題で、7月17日(土)よりシアター・イメージフォーラム(東京)ほか全国で公開される。

【写真】『第93回アカデミー賞』受賞結果

 本作は、海外の批評家から「驚きとともに目が離せなくなる徒歩版『マッドマックス 怒りのデスロード』、しかもそこにスピルバーグの『ジョーズ』や『ジュラシ
ック・パーク』のエッセンスを加えた圧倒的なテンション!」(ラファエル・モタマヨール/ロッテントマト)、「これはインド版『アンストッパブル』だが、暴走するのは列車ではなくて牛だ!」(バリー・ハート/グローブ・アンド・メール)、「アドレナリンあふれる社会派ドラマの渦。人間の残酷さの狂乱が、やがて獣的な野蛮へと無慈悲に変容していくこの映画は、カルト的なフォロワーを生むはずだ!」(ジェシカ・キアン/ヴァラエティ)と激賞された。

 舞台は、南インド・ケーララ州最奥のジャングルに位置するとある村。さえない肉屋の男アントニが一頭の水牛を屠(ほふ)ろうと鉈(なた)を振ると、命の危機を察した牛は怒り狂い、全速力で脱走する。ディナー用の水牛カレーや、婚礼用の料理のために肉屋に群がっていた人々が、慌てて追いすがるも、まったく手に負えない。暴走機関車と化した暴れ牛は、村の商店を破壊し、タピオカ畑を踏み荒らす。

 アントニは恋心を寄せるソフィに愛想を尽かされたが、一番はじめに牛を捕まえて汚名を返上しようと奮闘する。農場主や教会の神父、地元の警察官、騒ぎを聞きつけた隣村のならず者らを巻き込み、村中は大パニック。一方、かつて密売の罪で村を追放された荒くれ者クッタッチャンが呼び戻されるが、猟銃を携えた彼は、かつてソフィをめぐっていがみあい、自分を密告したアントニを恨んでいた。やがて牛追い騒動が、いつしか人間同士の醜い争いへと大きくなっていく…。

 監督は驚くべき視覚的トリックと、奇想天外のアイデアでインドにおいてカルト的な人気を集めるリジョー・ジョーズ・ペッリシェーリ。この映画の主役とも言える水牛は、ほとんどCG 技術を使わず、実物の牛とアニマトロニクスを駆使して、圧倒的な恐怖と躍動感をもたらせている。クリエイティブなビジュアル&サウンド・デザインと、圧巻のモブ演出で世界の観客の度肝を抜いた。“丑年”の今年、日本で公開が決まって何よりだ。

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