岡田健史「コロナうず(禍)」間宮祥太朗「はじょう(破綻)」、言い間違いにテレビ関係者が苦言! 「テロップ作業があほらしい」とボヤくわけ

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2021年05月18日 14:01  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

 丸山桂里奈、滝沢カレンの共通点といえば、独特な日本語の使い方で人気を集めていることが挙げられるだろう。丸山が共演者に送る独特な文章の“謎手紙”や、滝沢がインスタグラムに投稿するおかしな日本語などは、“笑える”ものとして認知されているが、彼女たちのことを“笑えない”状況がテレビ界に訪れているという。苦言まじりにボヤくのは、テレビ制作に携わるスタッフだ。

「言い間違いまではいかないですが、“ら抜き”言葉が多すぎる。正しくは『見られる』『食べられる』『寝られる』など言うべきところを、『見れる』『食べれる』『寝れる』と、らを抜いて話すタレントが圧倒的に多い。オンエアのためになるべく毎回テロップで “ら”を入れて表示するようにしてますが、我々からしたら、この作業ほどアホらしいものはない」(制作関係者)

  ら抜き言葉は世間でも一般化されている面もあるだけに、芸能人だけを責めることもできないが、一方で、“語彙力”についても嘆く声が聞かれる。

「ギャルとして活躍するタレントに多いのですが、たとえば藤田ニコル。トーク中の語彙力のなさがひどく、言葉が足りないところはテロップで括弧をつけて補足していますが、話があっちにいったりこっちにいったり飛びやすいので、テロップを当てにくいんです」(同)

 語彙力のなさとは別に、漢字が読めないケースも増えているようだ。例えば岡田健史は、昨年10月放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に生出演した際、主演映画の見どころを聞かれると、「今、コロナうず(コロナ渦)に巻き込まれている最中の人類にとって、すごく心に響く作品になっていると思います」とコメント。しかし、誰からも「コロナ禍(か)」と正す声は上がらなかった。結局、岡田はインスタグラムで「コロナ禍でした。未熟者でお恥ずかしい限りです」と陳謝。素直に読み間違いを認めていた。

「岡田は生放送中、2度も『コロナうず』と言っていた。“禍”という字を“渦”と誤認したまま覚えている人は少なくないですが、ニュース番組を見ていれば読み間違えることはない。つまりスマホで見た文字面を視覚的になんとなく覚えているだけなのです」(同)

 ちなみに「コロナ禍」という呼称は今回新たにできた造語という認識を示す人が案外多いが、この「禍」というのは災難や災いを意味する言葉で、報道機関では特段、珍しい言葉ではない。「戦禍」はよく知られるが、自動車・オートバイなどにはねられたり、轢かれる災難を「輪禍」と表現したり、過密になってしまうことを「過密禍」という時もある。

 そんな岡田のように、漢字の文字面を覚えているものの正しく読めない芸能人はほかにもいる。

「3月8日、『霜降りミキIT』(TBS系)に出た間宮祥太朗は、エピソードトークをしていた際、『破綻』を“はじょう”と言って話していました。しかし、こちらも霜降り明星らMC陣は誰も気づくことなくスルー。しかし当時、ネットでは『間宮くん、それ“はたん”では?』といった意見が書き込まれていました」(芸能ライター)

 ちなみに、新しいところでは、いきものがかり・吉岡聖恵が4月15日放送の『SONGS』(NHK)の中で、メジャーデビュー前にディレクターから厳しいボーカルトレーニングを受けた折、「自分の中で追い詰まっちゃってワ〜ッて。自分はもうやってるつもりなんですよね」と回想。正しくは「追い詰められちゃって」または「煮詰まっちゃって」だろう。意味はわからなくはないが、惜しい気持ちにもなる。

 デジタル化の浸透で文字を手書きすることも、さらにはコロナ禍で人と会って話す機会も激減しているといわれる今の日本人。教育水準も読解力も低下の一途をたどっており、この分では芸能人の読み間違いにも拍車がかかりそうだ。
(村上春虎)

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  • 女優の小雪さんはかつて、月9の製作発表記者会見の際。 「希薄(きはく)」を「きうす」と読んでて、めざましテレビを見てた私と親は唖然としましたw
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