レッドブル・ホンダ、ポルトガル&スペインでは想像以上にメルセデスと接近「モナコでは確実に打ち負かすことが必要」

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2021年05月18日 18:51  AUTOSPORT web

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2021年F1第4戦スペインGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
レッドブル・ホンダのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、今週末の第5戦モナコGPで何としてもメルセデスを倒す必要があると述べている。メルセデスに対しレッドブルは、開幕からの4戦で3回の敗北を喫しているのだ。

 メルセデスよりも速いマシンを持っていると見なされているレッドブル・ホンダ。今シーズンはマックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトン(メルセデス)よりも多くリードラップを走行しているものの、レッドブル・ホンダはイモラでの第2戦エミリア・ロマーニャGPにおけるフェルスタッペンの優勝によってたった一度メルセデスを下しただけだ。

 今シーズン5ラウンド目を前に、メルセデスはコンストラクターズ選手権でレッドブルに29ポイント差をつけている。次の週末にこのアドバンテージがさらに広げられると、レッドブルのタイトル獲得の希望は危うくなる。

「驚異的な接戦になっている。そしてモナコだ。我々はモンテカルロでメルセデスを確実に打ち負かす必要がある。だがそれが信じられないくらい難しいことであることは分かっている」とホーナーは語った。

 しかしホーナーは前回のバルセロナである兆しを見た。レッドブルのRB16Bはモンテカルロのタイトで曲がりくねったレイアウトで優れたパフォーマンスを発揮できるだろうということだ。

「(カタロニア・サーキットの)セクター3では、モナコでマシンがどう挙動するかという指標が示されるときがある。モナコでは競争力が発揮できるはずだと期待している」

 ホーナーは、ポルトガルとスペインにおけるメルセデスの勝利は予想外のことではなかったと語っている。しかしレースペースに少しの改善があれば、レッドブルが刻々と間を詰めることができ、もしかすればハミルトンを抜けたかもしれない。

「バーレーンから目にしていることだが、メルセデスはこれまでのところ、各グランプリで我々よりもレースペースが速かったと思う。彼らのデグラデーションは我々よりもましだったのだ」

「そのため直近の2コース(スペインとポルトガル)では彼らの強みが活かされるだろうと分かっていた。だが我々はそれまでよりずっと接近していた。もしさらにレースペースが上げられたら、2台のマシンの差は非常にタイトだろう」

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