『逃げた女』キム・ミニ「最大限の感受性を持って応える」ホン・サンス監督との映画作り語る

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2021年06月16日 19:02  cinemacafe.net

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写真『逃げた女』(C)2019 JEONWONSA FILM CO. ALL RIGHTS RESERVED
『逃げた女』(C)2019 JEONWONSA FILM CO. ALL RIGHTS RESERVED
名匠ホン・サンス監督の24作目の作品にして、公私にわたるパートナーの主演キム・ミニとの7度目のタッグとなる『逃げた女』。この度、ホン・サンス監督が銀熊賞(監督賞)に輝いた第70回ベルリン国際映画祭で、キム・ミニが語ったコメントが到着した。



『正しい日 間違えた日』で初めてホン・サンス監督作に出演したキム・ミニ。映画ファンに強烈な印象を残した『お嬢さん』(パク・チャヌク監督作)の翌年に出演した『夜の浜辺でひとり』の記者会見で、ホン・サンス監督がキム・ミニとの不倫関係を公言したことで韓国ではスキャンダルとして報じられたが、ベルリン国際映画祭では韓国人俳優として史上初の快挙となる銀熊賞(主演女優賞)に輝いた。


以降、イザベル・ユペールとの共演作『クレアのカメラ』をはじめ、『それから』『草の葉』『川沿いのホテル』、そして本作『逃げた女』に続いて新作『INTRODUCTION』と出演を重ね、作品ごとに独特の魅力を発揮し、ホン・サンス監督作品には欠かせない大きな存在となっている。

キム・ミニは監督との仕事について、「何よりも、私は明確に監督から受け取った脚本に従おうとしています。なぜなら、それを経て、役者として役をさらに上手く演じることができると考えているからです。可能な限り、脚本に忠実であろうと努力しますが、もちろん私なりの方法で解釈もします。監督の頭の中にあるものから、私があまりにも離れてしまった時は、監督がそう伝えてくれます」と明かす。


「私たちには脚本があって、俳優たちの間にはセリフがあって、お互いにリアクションを引き出し合い、最大限の感受性を持ってそれに応えます。そして感情が生まれ、変化が生まれるんです。私たちはこの作業にとても集中しながら、脚本に忠実であろうと努めています」と、共に作品を作りあげていく過程と監督への信頼を語るキム・ミニ。


本作『逃げた女』では、5年間の結婚生活で一度も離れたことのなかった夫の出張中、初めて1人になり、3人の女友達のもとを訪ね再会する主人公ガミを、シンプルで飾らぬファッションに身を包み、持ち前の自然体の魅力で好演。謎めく女性心理をスリリングにあぶり出した本作においても、最後まで目が離せない魅力を振りまいている。


『逃げた女』はヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開中。

(text:cinemacafe.net)

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