西武、8回窮地で平良投入も逃げ切り失敗 連続無失点はパ記録に並ぶ34試合に更新
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2021年06月20日 16:40 ベースボールキング
西武 3 − 3 ロッテ
<11回戦・メットライフ>
西武は開幕から無失点投球を続けている平良海馬を8回途中から投入するも逃げ切り失敗。今カードは1勝1敗1分に終わり、勝率5割復帰を逃した。
西武は2−2の同点で迎えた7回に代打・川越誠司の適時二塁打で勝ち越し。1点差の8回表は4番手右腕・十亀剣をマウンドへ送り込んだが、安打と四球などで二死一・三塁のピンチを招いて降板。ここで平良が火消しを託され登板したものの、安田尚憲に8球粘られて四球を許すと、続く藤岡裕大には1球もストライクが入らずに同点となる押し出し四球を与えた。
それでも、平良は後続を許さず、結果的に0回1/3(16球)を2四球、無失点に抑えて、パ・リーグ記録に並ぶ34試合連続無失点を達成。9回は森脇亮介がゼロを刻み、3−3のドローで耐えた。
連続無失点記録は2003年の豊田清(西武)と2014年の比嘉幹貴(オリックス)が記録した34試合連続無失点がパ・リーグ記録で、2006年に藤川球児(阪神)がマークした38試合が日本記録。「開幕から」に限れば、すでに平良が日本記録を保持しており、更新し続けている。
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