名取との攻防を制したアレジがスーパーフォーミュラ・ライツ第12戦を制し2勝目を飾る

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2021年06月20日 18:31  AUTOSPORT web

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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第12戦を制したジュリアーノ・アレジ(Deloitte. TOM'S 320)
Buzz presents 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第12戦は6月20日、宮城県のスポーツランドSUGOで19周の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートしたジュリアーノ・アレジ(Deloitte. TOM'S 320)が名取鉄平(Byoubugaura B-MAX Racing 320)との攻防を制し、2勝目を飾った。

 6月20日に第11戦を終え、スーパーフォーミュラの決勝レースを経て迎えた全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権の第12戦。第4大会の締めくくりとなるレースだが、爽やかな晴天のなか、15時45分にフォーメーションラップのスタートが切られた。第10戦のスタート直後にクラッシュした河野駿佑(RS FINE K&N 320)の車両は大きなダメージを負っていたが、なんとかインターバルの間に修復を終えコースイン。グリッドについている。

 6月19日の第10戦の決勝結果がグリッドとなるこの第12戦は、アレジがポールポジション。2番手に名取、3番手に平良響(Kuo カローラ中京 TOM'S 320)、4番手に河野がつけた。

 スタートでは、ポールポジションのアレジがトップで1コーナーに入るが、3番手から平良がスタートを決め2番手に浮上する。しかし、2番手スタートの名取は2周目の1コーナーで平良をオーバーテイク。4周目には名取はアレジに急接近し、2台のマッチレースとなっていった。

 一方その後方では、平良を先頭に河野、三宅淳詞(MAX RACING 320)、佐藤蓮(TODA FIGHTEX)、野中誠太(Kuo カローラ中京 TOM'S 320)が接近戦を展開していくが、10周を過ぎる頃になると平良と河野のギャップが開き、河野は防戦一方となっていく。河野は10周目に三宅の先行を許したものの、佐藤には先行を許さず、熾烈な5番手争いを展開していった。

 ただ、終盤まで各所で緊迫した戦いが展開されたものの、順位の変動は起きずそのままアレジが逃げ切り。第10戦での初優勝に続く2勝目を飾った。2位は名取、3位は最後まで三宅との接近戦を展開した平良となった。平良は3戦連続の3位表彰台となった。

 4位は三宅で、5位は最後までポジションを守った河野という結果に。6位は佐藤蓮(TODA FIGHTEX)となった。マスタークラスは植田正幸(MAXRACING RN320)がリードしていたものの、12周目に今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が首位に浮上。今田が第11戦に続く連勝を飾り、7勝目をマークした。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第12戦 決勝レース結果
PosMNoDriverCarTeamLapsGrid136G.アレジTOM’S 320TOM’S191250名取鉄平Byoubugaura B-MAX Racing 320B-MAX RACING TEAM192337平良響Kuo カローラ中京 TOM’S 320TOM’S193410三宅淳詞MAX RACING 320ルーニースポーツ195535河野駿佑RS FINE K&N 320RS FINE19462佐藤蓮TODA FIGHTEXTODA RACING19771野中誠太Kuo カローラ中京 TOM’S 320TOM’S19683L.アレンAlbirex-RTALBIREX RACING TEAM1911930DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320B-MAX ENGINEERING191210M4今田信宏JMS RACING with B-MAXB-MAX ENGINEERING19911M11植田正幸MAX RACING RN320ルーニースポーツ191012M51畑享志A-NeKT with B-MAX 320B-MAX ENGINEERING198
天候:晴れ 路面:ドライ
ファステストラップ:名取鉄平(Byoubugaura B-MAX Racing 320) 1'14.745 3/19

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