川相氏、巨人の小刻みな継投に「ある意味今年の…」

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2021年06月30日 08:14  ベースボールキング

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ベースボールキング

巨人・原辰徳監督
○ 巨人 11 − 8 広島 ●
<12回戦・東京ドーム>

 巨人は7人のリリーフをつぎ込む小刻みな継投で勝利した。

 先発のサンチェスが3回途中でマウンドを降りると、2−4の3回一死一、二塁から戸根千明が登板。戸根は3回、4回を無失点に抑えると、6−4の5回は安打と2つの四球で満塁のピンチを招く。代打・長野久義に対し、1ボール2ストライクと追い込んだところで、畠世周がマウンドにあがった。畠は長野を1球で空振り三振に仕留めるも、野間峻祥、松山竜平に連続適時打を浴び、逆転を許し降板。田中豊樹は菊池涼介に四球を与え、満塁としていまい西川龍馬の二ゴロで三塁走者の生還を許した。

 7−8の6回からは鍵谷陽平が登板し、1イニング目の6回を無失点に抑えると、続く7回は先頭の投手・コルニエルを三振に打ち取る。ここで大江竜聖が登板し、野間を投ゴロ、松山を遊飛に仕留めた。8回は高梨雄平が無失点に抑えると、その裏に4点を奪い逆転。3点リードの9回はビエイラで、逃げ切った。この日ベンチ入りしていた投手は、戸田懐生をのぞいて7人のリリーフが登板した。

 29日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−広島戦』で解説を務めた川相昌弘氏は「今年のジャイアンツを見ていたら、基本はそう(小刻み継投)だと思います」と話し、「今は中川も離脱していますし、後ろがいませんので、それを考えたら一人一殺みたいなような感じで、相手のバッター、試合の状況を見ながらやるしかないんじゃないですかね。ある意味今年のジャイアンツはこれが良いやり方なんじゃないかなと思いますね」と今後も小刻みな継投があるのではないかと予想した。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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