広島、阪神戦の連敗を5で止める 誠也12号弾含む1イニング4打点、玉村2勝目

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2021年07月02日 20:50  ベースボールキング

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先制ソロを放ちナインに迎えられる広島・鈴木誠 (C)Kyodo News
○ 広島 7 − 1 阪神 ●
<8回戦・マツダスタジアム>

 2回に一挙7得点のビッグイニングを作った広島が快勝。阪神戦の連敗を「5」で止めた。

 広島は2回、4番・鈴木誠が左翼へ特大の12号ソロを放ち先制。その後、9番・玉村のラッキーな内野安打などで二死満塁とし、1番・菊池涼、2番・西川の連続適時打で4−0とリードを広げた。なおも二死満塁と好機は続き、この回だけで2度目の打席となった鈴木誠が今度は走者一掃の3点適時二塁打を左中間へ。鈴木誠の1イニング4打点など打者一巡の猛攻で、苦手にしていた阪神先発・西勇から一気に7点を先取した。

 先発の玉村は要所を締める投球。初回から毎回となる出塁を許したが、バックの好守にも助けられながら7回111球、7安打1失点、2奪三振2四球の力投で2勝目(3敗)を挙げた。打者としても2回、大量点の足掛かりとなる内野安打をマーク。通算7度の先発登板で打率.333と、打席でも非凡なセンスを披露している。

 阪神は先発の西勇が4回7安打7失点と崩れ5敗目(4敗)。打線は序盤から拙攻が目立ち、得点は7回、1番・近本の右犠飛による1点に終わった。

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