高木豊氏「全力でやってほしい」ソフトバンクと日本ハムの“差が出たプレー”を指摘

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2021年07月05日 07:30  ベースボールキング

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日本ハム・栗山英樹監督
◆ 鷹の機転とハムの準備不足

 那覇で行われたソフトバンクと日本ハムの沖縄シリーズは、ソフトバンクの2連勝で幕。連覇を目指すソフトバンクが地力を見せつけ、白星を積み上げた。

 4日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた高木豊氏は、6回にソフトバンクの1番・三森大貴がバントヒットで出塁した場面をピックアップ。両チームの対照的なプレーぶりを指摘した。

 ソフトバンクが3点リードの6回表、一死一塁で1番・三森はセーフティーバントを敢行し、三塁手・野村佑希は懸命の奪取で一塁へ転送するも間一髪セーフ。一死一・二塁とチャンスが広がり、直後の2番・柳田悠岐の右前適時打につながった。

 三森のバントについて、高木氏は「次が柳田だから、おそらく自分の判断でセーフティーバントをしたと思うんですけど、気の利かせ方が素晴らしいですよね。こういうことをやってくれると監督も助かると思うんですよ」と、機転を利かせたプレーぶりを称賛。

 一方で、「日本ハムはそういうことを予想してなかったのかなって。(三塁手の)野村が後ろに守るポジショニングというのは、こういうケースだとやりそうだという雰囲気を感じなきゃいけないですよね。内野安打にしてるようじゃいけないし…。コーチのせいでしょうね。コーチがもっと前に来いとか…(指示をしないと)」と、守備側の準備不足も指摘した。

 さらに、直後の柳田が放った適時打の本塁返球が逸れ、ボールがバックネット裏を転々としているシーンについても、高木氏は「ピッチャー(公文克彦)がどこにいるか見ていてください。遅れるも何もカバーリングになってない。日本ハムは基本を大事にしてほしい。全力でやってほしいですよね」と、苦言を呈していた。

 シーズンを折り返そうかというタイミングで、日本ハムは26勝41敗8分けのリーグ6位。3位・ソフトバンクまでの「8.5」差を埋めるためには、より一層緻密な野球が求められそうだ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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  • もはやクリヤマハムは、救いよう無いレベルかもね。こんな基本的なことすら指導していない。そしてマスコミには「しっかりやります」。ファンを馬鹿にしてるわ>続く。
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