阪神、投打噛み合い首位キープ　青柳8回0封で8勝目、大山V弾含む意地の2打点

● ヤクルト 1 − 5 ヤクルト ○
＜13回戦・神宮＞

　投打が噛み合った阪神が敵地で快勝。8回無失点と好投した先発・青柳はリーグトップに並ぶ8勝目（2敗）を挙げた。

　阪神は3回、この試合7番に入った大山が9号ソロを左翼席中段へ運び先制。4回は5番・佐藤輝の右翼フェンス直撃の適時二塁打、6番・梅野の左犠飛、8番・中野の右前適時打で一気に3点を加えた。8回は大山がこの試合2打点目となる左前適時打を放ちダメ押しとなる5点目。組み替えた打線が7安打5得点と効率良く加点した。

　先発の青柳は初回、3者凡退の好スタート。2回にピンチを招いたが、挟殺プレーで冷静な対応を見せゼロを刻んだ。打線の援護を受けたあとは要所を締める投球。8回120球、5安打無失点、4奪三振2四球の力投で自身6連勝とした。

　東京五輪に臨む野球日本代表「侍ジャパン」に選ばれて以降、安定感抜群の投球を継続。リーグ1位だった防御率は1.83に良化した。