1998年ドラフト“松坂世代”あと1人 上原氏「とうとうこの時が来た…」

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2021年07月07日 16:00  ベースボールキング

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西武・松坂大輔 (C) Kyodo News
◆ 松坂とのツーショットを投稿

 西武は7日、松坂大輔投手(40)が今季限りで現役を引退すると発表した。“平成の怪物”と称されたスター選手の引退決断をうけ、多くの球界関係者がメッセージを発信している。

 巨人とメジャーリーグで活躍した上原浩治氏は自身のインスタグラムを更新し、2018年にオールスターへ出場した際に撮影したとみられる松坂とのツーショットを投稿。「とうとうこの時が来たなぁ。野球選手になれば必ず引退っていうのも訪れるわけで…高校の時から大変だっただろうね。周りからの期待などで…。同期入団で、いろいろ比べられたのもいい思い出ってことで。今はゆっくり休んでほしいね。お疲れさん!」と松坂を労うメッセージを綴った。

 松坂は横浜高から1998年のドラフト1位で西武に入団し、ルーキーイヤーから16勝を挙げて新人王、ベストナインに輝くなど躍動。“松坂世代”と呼ばれる同い年の同級生のみならず、数々のスター選手を輩出した1998年ドラフト組は大きな注目を浴びた。

 東海大学付属仰星高から大阪体育大を経てドラフト1位で巨人入りした上原氏もその一人で、ルーキーイヤーは20勝4敗、防御率2.09という驚異的な成績をマーク。投手4冠に加えて沢村賞などあらゆるタイトルを総なめし、5歳年下の松坂とともに新人王に輝いた。

 1998年のドラフト会議で指名された選手の中には、岩瀬仁紀(NTT東海⇒中日)、新井貴浩(駒沢大⇒広島)、二岡智宏(近畿大⇒巨人)など数々の名手がいるが、2019年に上原氏が引退し、昨年は藤川球児氏(高知商⇒阪神)も現役生活に幕。

 松坂と同じ1980年度生まれの同級生で現役を続けているのは和田毅(早稲田大⇒ダイエー・現ソフトバンク)、1998年にプロ入りした同期世代で現役を続けているのは、PL学園高から日本生命を経て当時21歳でプロ入りした福留孝介(中日)ひとりになった。

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  • 「一時代を築いた選手だし、現役の最後は古巣で」という周囲の配慮もあったのだろうが、「今だけ」しか考えられない人には理解できないだろうな。
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