西武・松坂が現役引退 鷹・王会長「第2の人生でも大いに活躍して」

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2021年07月07日 17:14  ベースボールキング

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西武・松坂大輔 (C) Kyodo News
西武は7日、松坂大輔投手が今季限りで現役引退すると発表した。

 球団本部ゼネラルマネジャー・渡辺久信のは球団を通じて「このような決断に至り、本人も大変悔しい思いをしています。昨年7月に手術を受け、それ以降も「メットライフドームで勝利する」ということを目標に大輔自身、厳しいリハビリに耐えながらここまでやってきました。ライオンズファンに自身の姿を見せることができていない日が続き、体調面もなかなか向上せず、ずっと苦しい思いをしてきたと思います」と松坂の気持ちを思いやり、「実際、今年もここまでずっと、球団施設などで毎日復帰に向けて必死にリハビリやトレーニングを重ねる大輔の姿がありました。大輔は現在、体調面、精神面でも決して万全とは言えない状況です。ただ、体調面、精神面が回復した段階で会見という形で、皆さまの前で本人から気持ちを話すことができると思います。今は双方の回復に専念をさせていただきたく、ぜひ皆さまには彼のことを引き続き、温かく見守っていただけますと幸いです」とコメントした。

 王貞治監督のもと挑んだ第1回ワールドベースボールクラシック(WBC)で、松坂は3戦3勝の活躍で世界一の立役者となり、自身はMVPに輝いた。ソフトバンクの王貞治球団会長は、球団を通じて「甲子園・西武で活躍、そしてアメリカでも活躍してね。常に頭抜けたピッチングをしていました。第1回WBCでも、日本のために頑張ってくれてMVPになり、本当に記憶に残るすごいピッチャーでした。第2の人生でも大いに活躍してください」とコメントした。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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