球宴本塁打競争、西武・山川が決勝進出 怪物ルーキー佐藤、山田哲人を撃破

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2021年07月16日 17:54  ベースボールキング

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西武・山川穂高 (C)Kyodo News
◆ ロッテ・マーティンの辞退により繰り上げ出場

 西武の山川穂高選手(29)が16日、オールスター第1戦(メットライフドーム)の試合前に行われた恒例のホームラン競争に出場。本拠地でアーチを量産し、17日に行われる決勝戦に駒を進めた。

 山川は出場者を決めるファン投票でパ・リーグ5位だったが、同4位で出場予定だったロッテ・マーティンが腰の張りを訴え出場辞退。山川は繰り上げ出場となり、1回戦で阪神のドラフト1位・佐藤輝と対戦した。先攻の山川は軽々と柵越えを連発し、19スイングで9本塁打をマーク。4本塁打に終わった佐藤輝を抑え準決勝に駒を進めた。

 準決勝は山田(ヤクルト)と対戦し、先攻の山田が5本だったのに対し、山川は6本目のアーチを描いた時点で勝ち抜け確定。あす行われる決勝進出を決め、打撃投手を務めたチームメイトの源田に「打ちやすいところにいっぱい投げてくれた」と感謝した。

 楽天生命パークで行われる17日の球宴第2戦前には、残る柳田(ソフトバンク)、村上(ヤクルト)、岡本和(巨人)、吉田正(オリックス)の4選手が出場予定。山川はこの中の勝者と決勝戦を行う。

【本塁打競争ルール】
 持ち時間は2分間。球数やスイング数は無制限で、同数の場合は1分間の延長戦を行う。それでも並んだ場合は、ファン投票上位選手が勝ち抜け。優勝賞金は100万円。打球の平均速度が最も速かった選手には日産リーフが贈られる。

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