TOKYO BASEが、新ブランド「リノー(LiNoH)」を発表した。Z世代の若手社員をディレクターに起用し、同社のオリジナルブランドの中でもエッジが効いたデザインを提案。基本的にメンズ向けとしているが、ジェンダーレスかつ着用者のスタイルに合わせて様々な着こなしができるコレクションを展開していくという。
パールのアクセサリーは近年メンズのストリートで浸透しつつあり、原宿本店でもジュエリーブランド「プリーク(Preek)」に別注したパールのアクセサリーが人気を集めた。また、「ステュディオス ウィメンズ(STUDIOUS WOMENS)」の店舗に男性客が来店し、ウィメンズ商品を買うことも少なくないことから、新ブランドではジェンダーレスを打ち出したという。リアルな空気感をブランドに取り入れるため、ディレクターを担当する吉本氏はリノーのデビュー以降もステュディオス原宿本店の店頭に立ち、リノーのアイテムを着用し来店客の反応を見ながらブランド運営を行っていく方針。コレクションは春夏、秋冬の年2回の発表を予定している。
TOKYO BASEでは今春からステュディオスのオリジナル商品の製造販売を休止し、自社オリジナルブランドの拡充を進めている。リノーの立ち上げもその一環としている。今秋にはアスレジャーの新業態を立ち上げる計画だ。