オリックスの新外国人右腕が初マウンド!「85%の力」で最速150キロをマーク

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2021年07月20日 18:52  ベースボールキング

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オリックスの新外国人右腕・スパークマン<写真=北野正樹>
◆ 約3カ月半ぶりの打者との対戦は!?

 オリックスの新外国人右腕、グレン・スパークマン(29)が20日、オセアン・バファローズスタジアムで行われたチームの合同練習で、シート打撃に登板した。

 6月30日に来日し、入国者隔離期間を経て15日からチームに合流。マウンドで打者と対戦するのは約3カ月半ぶりだったが、山足達也や太田椋ら打者延べ9人に36球を投じ、19スイングで安打性の当たりは2本だった。

 「今日はコントロールを意識して、85%の力で投げた」というスパークマンだったが、最速は150キロをマーク。変化球は、曲がりの違う2種類のスライダーとカーブ、チェンジアップを投げ込み、大きく制球を乱す場面はなかった。

 日本のボールについては、「滑らないのでコントロールしやすい」と語り、「チェンジアップは使えるし、これまであまり投げてこなかったカーブも使えそう」と、新天地で投球の幅を広げる考えも示した。

 登板後、初めて投球を見た中嶋聡監督からは「日本の野球はスモールベースボール。みんな次の塁を狙ってくるよ」とアドバイスを受けたという。その中嶋監督は、「元々、荒れるような投手でないし、あとは投げる機会を作り、実戦で感覚をつかんでもらえたら」と、今後の調整に期待を寄せていた。


取材・文=北野正樹(きたの・まさき)

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