川崎フロンターレの見事な連係でのゴール。登里享平から技ありのパス

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2021年07月24日 11:51  webスポルティーバ

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サッカーIQラボ 〜勝負を決めるワンプレー〜

Question
このあと川崎はどうやって相手を崩したか?

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージをウズベキスタンで戦って帰国後、川崎フロンターレはアウェーで清水エスパルスと対戦。2−0で勝利した。

 これで開幕からのリーグ無敗記録を「22」に更新し、驚異的な強さをキープしている。

 清水戦では大島僚太が長期の怪我から復帰し、今季リーグでは初先発。生え抜きの宮城天も、J1初出場となった。

 川崎はフル稼働の主力選手の安定したパフォーマンスに加え、三笘薫、旗手怜央ら主力の東京五輪組が抜けても、クオリティーの落ちない層の厚さで隙を見せることがない。

 清水も直近の公式戦6試合で4勝2分と好調だったが、川崎は前半17分と早々に先制点を奪った。

 そのゴールの場面だ。




 左サイドに開いてボールを受けた宮城から、登里享平がバックパスをもらった。そこへパスを受けようと大島が顔を出した。

 次の瞬間、川崎はどう崩しただろうか。

◆「まさかウズベキスタンで塩サバが」。川崎フロンターレの選手たちがACLのホテル生活を現地報告>>

Answer
最前線のレアンドロ・ダミアンがスルーパスを受ける

 スペースを巧みにつくり出して相手の陣形を崩した、川崎らしいシーンである。




 サイドチェンジで左サイドの宮城にボールがわたり、清水の右サイドバック(SB)原輝綺がライン際に釣り出されると、清水のセンターバックとSBの間のスペースが大きく開いた。

 危険を察知した清水のボランチ・宮本航汰がすぐにカバーに入ったが、大島がボールをもらうポジションを取ったため、宮本はマークにつかざるを得なかった。

 これでハーフスペースの大きな空間は、宮城からバックパスをもらった登里に晒され、あとは誰が走り込むかという状況に。

 宮城でも大島でも走り込めるという次の瞬間、動き出したのは最前線のレアンドロ・ダミアンだった。

 少し戻るような動きから縦にスピードアップして、マークの井林章を振り切ると、そこへ登里からスルーパス。抜け出したダミアンは脇坂泰斗のゴールをアシストした。

 登里の正面に立った清水の片山瑛一は、縦のパスコースを消していたが、左利きの登里は右足にボールを持ち替えてスルーパス。その判断と技術が、この崩しを成立させた。

 ここまで崩せればダミアンは自身で決めることも容易だったが、最後は脇坂にゴールをプレゼント。王者・川崎らしい貫禄のゴールだった。

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