角田裕毅「ハンガリーはタフな戦いになると思うが、準備はできている」F1第11戦プレビュー

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2021年07月29日 18:21  AUTOSPORT web

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2021年F1第10戦イギリスGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、F1第11戦ハンガリーGPを前に、ハンガロリンクは難しいサーキットだが好きなコースであり、戦う準備はできていると語った。

 前戦イギリスGPは、スプリント予選フォーマットで行われ、ルーキーにとっては難しい週末だった。角田は金曜予選では16番手、スプリント予選でも16番手だったが、日曜決勝で10位入賞を果たした。

「シルバーストンを振り返ると、予選ではトラフィックの問題もあって満足はいきませんでした。全体的には新フォーマットによって厳しい戦いになったものの、日曜にはポイントを獲得できてうれしかったです」と角田は振り返った。

「チームは想定通りにいかなかったマシンパフォーマンスにがっかりしたと思いますが、僕は満足していました。シルバーストンをF1マシンで走るのは初めてで、マゴッツからベケッツのような高速セクションでは素晴らしい感覚でした」

 ハンガロリンクは低速でテクニカルなレイアウトで、オーバーテイクが難しいコース。角田はFIA-F2時代にこのサーキットでレースをした経験を持つ。

「ハンガロリンクはそのシルバーストンとは大きく特徴の異なるサーキットです。ただ、昨年、F2でレースをした際には、予選順位が悪く、レースではフロントウイングにも大きなダメージを負ったことで、いい結果を出せませんでした」と角田は言う。

「マシンに最大のダウンフォースが必要でとても難しいサーキットなのですが、このコース自体は大好きです。ポイントの一つは、コーナーへの進入スピードをどれだけ上げられるかで、ドライブしていて面白いコースです」

「気温が高くなっており、息をつけるストレートのセクションがないので、タフな戦いになると思います。どうなるかは分かりませんが、準備はできています」

「これが終われば、サマーブレイクで、とても楽しみにしています。イタリアに引っ越してきたばかりなので、休みのほとんどは家の整理に時間を使うと思います。今回のレースの前には、シミュレーターセッションのためにUKへ戻っていたのですが、ホテルは空調がなくて暑さに苦しんだので、エアコン付きの家で快適に過ごすことが楽しみです!」

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