F1第11戦ハンガリーGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)

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2021年08月02日 22:11  AUTOSPORT web

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2021年F1第11戦ハンガリーGP ピエール・ガスリー&角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1第11戦ハンガリーGPの決勝レースで6位〜10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位〜10位のドライバーはピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)、ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)だ。

 レース後、2位でフィニッシュしたセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)が技術規則違反により失格の裁定を受けた。しかしアストンマーティンが正式に上訴の意思を表明したため、現時点でリザルトは暫定扱いとなっている。

■レッドブル・レーシング・ホンダ
マックス・フェルスタッペン 決勝=暫定10位
 今日のレースでのことは、僕たちにはどうすることもできなかった。2戦連続で弾き出されるなんて信じられない。

 メカニックの皆が僕をレースに戻すために頑張ってくれた。でもあのインシデントの後、マシンにたくさんのダメージを負ったまま走り続けなければならず、運転するのはものすごく難しかった。ダウンフォースを失ったことで、ひどいオーバーステアとひどいアンダーステアに苦労した。もちろん、1ポイントしか獲得できなくてとてもがっかりしている。でも、クラッシュの後もレースを続けることができたのはすごくラッキーだった。1点獲れたなんて驚きだし、1点であっても重要だ。

 これからサマーブレイクに入るけれど、プッシュし続けていく。絶対にあきらめず、自分たちのことに集中して取り組んでいくつもりだ。2戦、不運なレースが続いたが、何かを失ったわけではない。シーズンは長い。まだまだこれからだ。

(初優勝した)エステバン(・オコン)におめでとうと言いたい。すごくうれしそうにしていたね。これからたくさんの勝利を挙げていくことになると思うよ。

(レース後の会見で語り)またメルセデスにやられた。バルテリは完全にブレーキングポイントをミスしていた。それで大クラッシュを引き起こしたんだ。

 マシンの片側が丸々だめになった。バージボードエリア全体と、フロアもダメージを受けて、ほとんど運転できる状態ではなかった。それでも全力を尽くしてポイントをつかんだ。でももちろん望んでいた結果ではない。

 異常な出来事が続いて、大量のポイントを失っている。彼ら(メルセデス)はもちろんとても速いけれど、僕たちは自分自身のことに集中して、努力していくだけだ。そして最終的にどういう結果が出るのかを見てみよう。

■ウイリアムズ・レーシング
ジョージ・ラッセル 決勝=暫定9位
 チームにとって本当に良かったよ。ちょっと言葉が見つからないくらいだ。信じられないようなレースだった。特に最後のスティントは、キャリア全体を通じてのベストパフォーマンスだったかもしれない。もう無我夢中で戦って、ダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンを抑えきったのだから。

 本当にうれしいことで、みんなも同じ気持ちだと思う。僕にとってこの2年半、チームにとって3年半は、とても長く苦しい時期だったから、このポイント獲得はチームの努力に相応しい報奨だ。ニコラスもすごくいい仕事をした。彼は素晴らしいスタートを決めて、最後まで文句なしのドライブをした。8位と9位でのフィニッシュは、もうこれ以上は望めない最高の結果だったと思う。

■ウイリアムズ・レーシング
ニコラス・ラティフィ 決勝=暫定8位
 チームにとって素晴らしい結果だ。みんなにとって本当に良かったと思う。ここ何戦か、チームはポイント獲得まであと一歩に迫っていた。こうして2台がポイントフィニッシュを果たして、選手権でも8位に浮上するなんて最高だよ。
 僕自身のレースはマネージメントがとても難しかった。もちろん、僕の今日の運命を決めたのは、スタート直後のターン1での出来事だけどね。予選ではかなり苦戦したから、これほどの成績でレースを終えるなんて、僕たち自身の最善の予想さえ超えている。ともあれ、夏休みの迎え方としては文句なしだね。

■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
角田裕毅 決勝=暫定7位
 1周目を終えて5番手にポジションを上げられたことには満足しています。今週末はずっとマシンに苦しんでいましたが、レースでのペースは問題なく、チームに貴重なポイントを持ち帰ることができました。

 僕にとっては、レースが始まるまではとても厳しい週末だったので、サマーブレイクでリセットするとともに、スパに向けて何が必要か確認していきます。後半戦では、安定してポイント獲得を果たしていければと思います。

■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
ピエール・ガスリー 決勝=暫定6位
 どう考えるべきなのか、分からない。5番グリッドというのは、僕たちが望める最高の位置だ。そこからスタートしたのに、ターン1のインシデントの影響を受けて後退し、順位を取り戻していかなければならなかった。そうして6位でフィニッシュしたんだ。

 6位自体は僕たちにとってはいい順位だけど、決勝中に起きたことを考えれば、もっといい結果も可能だったと思うんだ。予選では中団トップだったし、マシンにも満足していた。だから、今週末はポジティブな要素がたくさん見つかったのは確かだ。ただ、コンストラクターズ選手権の順位争いで、大幅に遅れを取ったことは残念だ。

 それでも僕たちは今日の状況から最高の結果を得たと言っていいんじゃないかな。

 初優勝したエステバン(・オコン)におめでとうと言いたい。彼らは戦略について正しい判断を下したし、彼は優勝に値する走りをした。

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