アリアナ・グランデ、ファンにワクチン接種を呼びかけ

歌姫アリアナ・グランデが米時間1日、自身のInstagramに黒のマスクを着用したセルフィーをアップした。「ワクチン接種済み＆マスク着用」とのキャプションが添えられた同投稿には長文が綴られており、アリアナはSNSを通じて自身の若いファン層にワクチン接種を呼びかけた。

米時間1日、アメリカ出身の人気歌姫アリアナ・グランデが「ちょっとしたリマインダー」として、10代〜20代を中心とした自身のファン層に対し新型コロナワクチンの接種を呼びかける長文をInstagramに投稿した。アリアナは黒のマスクを着用したセルフィーが添えられた同投稿のなかで、次のように綴っている。

「これ（新型コロナとの闘い）はまだ終わっていないわ！　重要な問題だと思うし私はできることなら、接種をためらっている人、まだ決めかねている人達の助けになりたいから少し情報をシェアするわね。」

「このデルタ株はまだ新しくてデータも逐一変化しているわ。みんなが最新情報を把握できるようにリンクを載せておくけど…デルタ株はこれまでの変異株と比べるとかなり感染力が強いことが分かっているの。感染ケースの多くはワクチン接種率の低いエリア、そしてワクチン未接種の人達の間で起こっているのよ！」

「それから、そうね、ワクチンを接種した人でも感染する場合もある。だけどワクチンには症状の重症化や入院、さらには死をも予防する効果があるの！　ワタシ的にはどれも“防ぎたい”重要なことばかりだわ。あぁそれからね、すでにCOVID-19に感染したことがある人でもワクチンは接種すべきよ！」

親しみを込めて分かりやすいワードを選びながら、ファンを諭すように長文をしたためたアリアナ。メッセージ終盤では、ワクチン接種がなぜ正しい手段であるのかを再確認し尊い命を救いましょう―とさらに呼びかけたほか、ネット上にはびこる偽情報にも言及し、それらに関する詳細を入手できる複数のソースまで明記するという細やかな配慮を見せていた。

絶大な影響力を持つアリアナ・グランデのようなセレブがこうして自身のSNSを通じて積極的に情報を発信することは、若い世代における現状や認識の改善に少なからず役立つことだろう。

画像は『Ariana Grande　2021年8月1日付Instagram「vaxxed n masked.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　c.emma）