恋愛関係ではルールづくり以上に、まずは互いの“熱中時間の密度”を知って しいたけ.さんがアドバイス

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2021年08月06日 07:00  AERA dot.

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写真占い師、作家 しいたけ.
占い師、作家 しいたけ.
 AERAの連載「午後3時のしいたけ.相談室」では、話題の占い師であり作家のしいたけ.さんが読者からの相談に回答。しいたけ.さんの独特な語り口でアドバイスをお届けします。

*  *  *
Q:1年半付き合っている彼と、返信のペースが合いません。私は2〜3時間に1回のペースで連絡を取りたいのですが、彼は「おはよう」と「おやすみ」ができれば大丈夫なタイプ。彼も最初は頑張ってくれましたが、最近は1日1回の連絡でいいほう。彼のペースに合わせようと私も努力しましたが、だんだん疲れてきてしまいました。(女性/家業/22歳/いて座)

A:友達同士ではない、「お付き合い」というものに必ず出てくるのが「ルール」だと思います。

 コミュニケーションの頻度もルールの一つ。他にも例えばデートに月何回行くのかとか、細かいルールが発生します。友達同士なら多少ルールを破っても許されてしまう面がありますが、恋愛関係の場合は、ルールが守られなければお付き合いは解消されていきます。それぐらいルールって大事なもの。各ペアによってルールは全然違います。

 もうひとつ、お付き合いする上で大事なものがあると僕は考えています。すごくストレートに言ってしまうと、「お互いのヒマ度」ということになるんですが、もう少し詳しくいうと、お互いが熱中しているものに対する「時間の密度」と言うんでしょうか。

 例えば一人が、「読書の時間だけは譲れない」という人で、もう一人が「私は宝塚だけは譲れない」というカップル。それぞれの熱中度が一緒だと、長続きすると思うんです。一人が宝塚にハマったからといってもう一人もハマる必要はありません。趣味はバラバラで全然構いません。

 そして、このお互いの熱中の密度が一緒のカップルが、いいルールを設けることができるんだと思うんです。お互いに気持ちよく過ごすためのルールを。

 若いうちって、どうしてもルールのほうが先になりがちです。「私を愛してるならこれぐらい付き合って」「僕のことを好きならこれぐらいやって」みたいに。

 でも長い目で見た時に、ルールより先にお互いの時間の密度を知っていく必要があります。想像で決め付けるのはよくないんですが、なんとなくあなたの場合、彼のことが好きすぎてしまっている気がするんですよね。彼も同じようなルールを共有できる人なら全く問題がないけど、彼は彼でやりたいことがあるとか、今はもうちょっと仕事に熱中したい、もしくは一人でゲームをやる時間がほしい、という人の場合、ルールを強要するとどんどんすれ違いが大きくなっていってしまいます。

 いて座はわりと即レス文化がある人たちです。仕事でもプライベートでも、早く返事がほしい人たちで、「私と同じ速度で走ってほしい」と相手に求めてしまいがち。気をつけないと相手をつぶしてしまう可能性もあります。

 じゃあどうするかというと、自制してみてほしいです。相手をほっといてあげる距離感があってこそ、人間同士ってうまくいくところもあるかもしれませんよ。

しいたけ./占い師、作家。早稲田大学大学院政治学研究科修了。哲学を研究しながら、占いを学問として勉強。「VOGUE GIRL」での連載「WEEKLY! しいたけ占い」でも人気

※AERA 2021年8月9日号

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