小出恵介&小池徹平、15年ぶり共演で親友役「いいダシ出たよね」

0

2021年08月06日 08:00  ORICON NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

写真ABEMAオリジナルドラマ『酒癖50(フィフティ)』に出演する小池徹平、小出恵介 (C)ORICON NewS inc.
ABEMAオリジナルドラマ『酒癖50(フィフティ)』に出演する小池徹平、小出恵介 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の小出恵介(37)が主演するABEMAオリジナルドラマ『酒癖50(フィフティ)』(毎週木曜 後10:00)第5・6話(12日、19日配信)ゲストとして、俳優・小池徹平(35)の出演が決定した。ニューヨーク留学を経て4年ぶりにドラマ復帰した小出と、今作を手掛ける鈴木おさむ氏の作品などで振り切った演技がたびたび話題となる小池。このほど、ついに15年ぶりの共演を果たす2人にインタビューを実施。さまざまなキャリアを経て親友役として再び対峙し、「いいダシ出たよね」と笑い合う2人からは確かな充実感が見て取れた。

【写真】話がはずんでニコニコ…15年経っても仲良しの小出&小池

 今作は、“お酒”によってあぶり出される人間の弱さや愚かさ、現代社会の闇を描くオリジナル作品で、小出は酒の問題を抱える人物を解決に導いていこうとする謎多き人物「酒野聖(さけの・せい)」役を演じる。とある企業で酒癖の悪い50人にある講習を行う酒野だが、参加者は受講後も、懲りずに酒を飲み続ける。そんな彼らに降りかかる、誰もが予想できなかった衝撃の結末とは…。

 その酒野の過去の秘密に携わったキーパーソン、酒野の親友でバーの店長を演じるのが小池。酒に溺れ変わってしまったベンチャー企業の社長・酒野を心から心配する唯一の友達だが、運命に翻弄された2人はすれ違い続けてしまう。

 小出は「まず、やりやすいなと。15年ぶりに現場で会うのも、ここで会うのか、と。このタイミングで会うなんて縁を感じました」としみじみ。小池も「僕は一緒に仕事をするのが15年ぶりということもあり、酒を題材に恵ちゃんが主演で(鈴木)おさむさんが脚本で、愛にあふれた作品なんだろうな、と期待していました。久しぶりに恵ちゃんに会えるのも楽しみだったし、なんの抵抗もなくすんなり親友役に入れました」とスムーズに関係性を表現できたという。

 プライベートでは、行きつけのお店が同じだったため、小池は「店長さんに(互いの情報の)アップデートを頼んでました」となかなか会う機会も少なかったそう。現場で再会した際、小出は「プライベートで結婚もされていたので、気になっていました。今回の撮影でも、話したいことがありすぎたのに、シーンの撮影で忙しいんですよね(笑)」と積もる話も積もりすぎて、小池は「空き時間に自然と話したくて話してましたね」と合間を見計らい交流を深めたことを明かした。

 時を経て小池には結婚というプライベートでも大きな変化が。小出は「やっぱり、どしっとした気がする(笑)。言葉の節々から、いわゆるハッピーオーラ、充実感がふれていますね」と驚くと、本人も「二児のパパだからね」とまんざらでもない様子。小出は「すごくエンジョイしてる感じがあります。そのハッピーオーラには刺激されますし、(結婚は)本当にいいものなんだなと感じます」と刺激を受けていた。

 芝居面でも変化を感じたそうで、小出は「徹平くんは、芝居のプランを立てたり、自分でシーンを作っていく。過去の共演では学生ドラマで、お互い言われるがままに動いていたので、役者として立派になったんだなと感じました。ずっと第一線でお仕事をし続けているわけですし」と尊敬の目を向けると、小池も「ふたりともだよね。いろんな人生経験がふたりともあるから、いいダシが出たよね(笑)」とうなずき合う。

 小池は「恵ちゃんは、人の良さ、雰囲気の良さも見た目も変わってない(笑)。人間的にも、役者的にも、深みというか、いい味というか。経験はすごく大きかったと思います。ニューヨークで勉強して戻ってきて日本でもう一度、高く跳ぶんだという熱量も感じますし、演じていても楽しかったです」と振り返る。小出も「僕は4年間あいた分、芝居で魅せなければいけない。ハードルはおのずと上がると思うので、それは覚悟して臨みました」と真摯に作品と向き合う姿勢を覗かせた。

■早くも次の共演作を期待 タイトルは『毟(むし)り愛、春』!?

 そんな互いへのリスペクトや信頼があるからこそ、芝居もより充実したものに。鈴木作品ならではのジェットコースター展開に振り回され、小池が「恵ちゃんは大変だったと思う」とねぎらうと、小出は「目まぐるしい感情の変化を演じるのは大変でしたが、ある種、(小池への)信頼もあるので、そこは思い切りできるんです。遠慮なくできた」と感謝する。小池も「恵ちゃんだったからこそ、15年空いていたとしても親友として認識しやすかった。芝居での遠慮もなかった。余計なことを考えず演じられましたね」と笑顔を浮かべた。

 今回の小池の役柄は激動の人生ながら、鈴木作品にも関わらず(!?)非常にまっとうな人間…。小池は「異常なまっすぐさなので、それが怖いですね。酒野への感謝は愛に近い。家庭環境も影響しているのかな、と自分で納得してアプローチしました」と分析。小出「動きも含めて、相談したりもありましたが、やっぱりスムーズ。慣れているのもあり、気を遣って言えないこともなく、楽しかった」といえば、小池も「舞台のけいこみたいだったよね(笑)」とあ・うんの呼吸を発揮できたという。

 印象に残ったシーンについて小出が「初日のバーのシーンではビールを作るんですけど、一発ギャグがあって…(笑)」と切り出すと、小池は「ギャグじゃない!(笑)『おいしくなれ、おいしくなれ、念じながら注ぐんだ』って」とせりふを挙げつつ苦笑。小出は「それを言いにくかったのか、結構探ってたんです。置きに来たり、どこに着地するのか見ていておもしろかったです」と興味津々だったよう。

 小池も「おもしろいせりふだから流すのも、もったいないな、と遊んでましたね(笑)。恵ちゃんも酔っ払い具合を調節できるのがすごい! 監督に『もうちょっと酔ったほうがいいですか?』とか(笑)。酔った芝居って難しいよねって話したりもしていたのにわざとせりふを噛んでいたり、緻密に練って演ってるんだなと、おもしろかったです。酒野をつくるアプローチがおもしろい。自分の経験とリンクさせている部分も、感情の動きや細かいところまで調整してる部分もあった」と感心。小出は「酔っているシーンが多いので、“クズ度”も探りましたね」と役作りのポイントも明かした。

 取材中、終始「楽しかった」「演じやすかった」という感想を口にしていた2人。“もし次に共演するなら?”という質問に小池が「せっかくならおさむさんの脚本でむちゃくちゃな役をやりたいですよね」と提案すれば、小出は「兄弟の愛憎劇とか? それこそ女性を奪い合うとかもいいかもね、お互いをむしり合うくらいの…」とノリノリで、小池も「『毟り愛、春』!(笑)桜の下でさ、むしり合ってるの(笑)」と大盛りあがり。小出が「(小池は)濃い目のキャラの乗った芝居も数多く演じられているので、それを体験してみたいです。笑うのかな?」と想像すると、小池は「絶対、笑うよ。おさむさんの脚本では僕なんでもやるし、一字一句欠かさずやりたい。忠誠を誓っているので!」と早くも次の共演作を期待していた。
    ニュース設定